～　NaS Style　～

講義開始のアナウンスに促され、正観さんが会場に入って来られました。
そこには、あのエレベーターの男性の姿＼(◎o◎)／！
やはり、そうだったのです。
一言も話せなくて、何か勿体なかったような、そんな気持ちです。

講義が始まり、笑いの渦が巻き起こりました。
そんな中、誰かの携帯電話が鳴り出しました。
持ち主の方が携帯を持って慌てて会場から出て行かれました。

そんな様子を正観さんが見られて･･･
「携帯電話のお約束をご存知ですか？」と話しだされました。

正観さんの講義では、決して携帯電話の電源を切らないように、ということらしいです。
また、携帯電話で話す時も、会場を出ずに、席に着いたまま話すように、と言われました。

おやおや？(^_^;)
何だか訳が分からなくなりそうです。。。

正観さん曰く

携帯電話が鳴っているのに出ないと相手の方が心配されるでしょう？
会場を抜けて外で話すとは、講義より電話が大事だって言うことなのですか？
心行くまで電話でお話をされて構いませんよ。
私はそれまで話すのを止めて待ちますから。
そうしてくれた方が、喉を休ませるから、ありがたいのです。

なんと！
どこまで心が深いというか･･･不思議な方です。


そう言えば、当院に来られた患者さんの携帯が鳴る事があります。
その時私は「出なくて大丈夫なんですか？」と必ず確認をします。
「大丈夫ですよ」と答えられても、何回か呼び出しが鳴っている時は
「出た方が良いですよ」と促す事すらあります。
その時の私の心はやはり、「電話をされた方が心配するのでは？」というところです。

私が休めるから･･･というのは考えには無かったですね(^^ゞ