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カテゴリ:読書
寝込む前に図書館から借りて来ていた『家族狩り』。 かなり長編なので闘病にはぴったり。借りておいて良かった~。 痛む頭&熱と格闘しながら読了。 『永遠の仔』といいこの本といい、まったく天童荒太は良いなぁと思う。 なんというか・・・病んだ家族像が本当にリアル。 「あ~あ~あるあるある~」 と読みながら悶絶。 帯を見たダンナが 「何これnatary!こんな怖そうな本読んでるの?!こういう本を読むから夜うなされるんだよ・・・ブツブツ」 とか言ってたけど気にしない。 文字にされた怖い家族像を読んで、自分の家族像を 「あ、それはそれで良かったんだ、今生き残ってるんだから」 と納得出来るのだから。 「私の方がマシだった」とかそういうんじゃなく。 ラストが多少救いがあったのでほっとした。 『新しい家族の姿』とか、『公共機関の新しいありかた』とか 実際確立したらいいのになー、と思う。 でも、子どもと家族の姿は刻一刻と変化しているだろうから 今って一体どうなってるんだろう?と思うけど。 今の子って、何に傷つくのかな? 私が子どもの頃と変わらないのかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.03 22:08:26
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