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テーマ:少年&少女サッカー(888)
カテゴリ:サッカー
初戦、練習試合ではいつも勝ってる吉塚中戦、前半にまさかの先制弾を喰らい浮き足立つ和中イレブン。 いつも勝ってる相手だし、すでに3敗して市大会進出の可能性も絶たれてる吉塚。正直、私達も負けるなんて考えてもいなかったし、子供達や先生方もどこか慢心、油断してる部分もあったんでしょう。 ハーフタイムで気を入れ直しての後半でしたが、またしてもカウンターからの失点!痛恨の2点目を奪われてしまいました!! カズを始め、この日の攻撃陣は動きが悪く、やはり1年生中心のチーム、市大会進出を目前にして緊張してしまったのか。とても2点のビハインドを引っくり返せるムードは無く……。 それはそうと、お見事だったのが吉塚中お母様軍団の応援でした。もう可能性は無いのに、何をモチベーションに頑張れてるのか? 上を狙ってつまらない計算なんかもしてた自分達が恥ずかしくなる位。ただただ純粋に我子達を応援する。サポートの原点を、一番大切な何かを教えられた気がしました。 数字上はまだ僅かな可能性を残しているとは言え、絶望的な状況下での戦いとなってしまった高宮戦。 全勝で勝ち上がってるこのグループ最強チーム相手に、最後に和中が選んだ作戦は「選手数の多さを活かす」でした。 こまめに3~4名のメンバーチェンジをくり返す和中ですが、チームワークもほぼ完璧に出来上がってる高宮の牙城は揺ぎ無く、手も足も出ないような歯痒い展開に前半で3失点。 カズも出たり入ったりを繰返し、イライラもつのった後半の中頃でしたか、なんとか流れを変えようと、コーナー付近に落ちたボールを猛ダッシュで追いかけクロスを上げますが、勢い余ってバランスを崩し、花壇のブロックに背中から激突してしまいました!! しばらく立ち上がれないカズ。ビデオカメラのファインダー越しにも衝撃が伝わってくる程の倒れ方でしたので、私も救出に駆けつけようかと動き出す寸前、相手選手に抱え起こされるカズ。なんとか自力で歩けるみたい、最悪の事態は免れた様で一安心。 介抱に行ってくれた仲間達に肩を貸され、戻って来たカズの目には、痛みからか?悔しさからか!?大粒の涙が溢れ出ていました。 何年ぶりかで見る息子の泣き顔。色々な感情が渦巻きましたが、やはりこれは悔し泣きでしよう。 市大会に行けない現実、何もできなかった無力感、トップレベルにはまったく歯が立たなかった無念、今までの練習は何だったのか、いったい何を信じれば良いのか。 それほど深い傷を負う敗戦でしたが、まだまだ皆1年生。最終目標は皆が3年生になる夏の中体連。 なんだけど………。 カズも、チームも壁にぶちあたった感じ。特にカズの直面している壁は厚く硬そうな厄介な壁ではありますが、これから気持ちを切り替えて、いつかまた、輝く笑顔で楽しいサッカーができる日が来るって、父は信じてるし、これからも、いつまでも、ずっと応援してるからな。 カズ、おまえの終着駅はまだまだ先、こんな場所やないやろ!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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