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テーマ:日々自然観察(9777)
カテゴリ:私事
穏やかな春の陽気に誘われ、様々な野鳥や昆虫達が楽しげに飛び交う麗らかな季節――。
なんですが、やはり素晴らしくも厳しい大自然が体感できる津屋崎の山の中。 見ていて心和む動物もいれば、それとは対極をなす恐ろしいヤツも当然ながらいるもので……。 昨夕の柴犬、愛&花の散歩時での出来事。なにやら凄い勢いで枯葉の中のにおいを嗅ぐ愛花。 いつもと違う様子に私も何気に覗きこんだんですが……。 なんと!そこに居たのは体長4~50cm程のヘビ!しかも頭はもろに三角形。とっさに出た言葉は「ハブやー!逃げるぞーーー!!」でした。 冷静に考えればこんな所にハブなんているわけも無くマムシだったんでしょうが、枯葉色に限りなく近いグレーの体色に身体を異様にくねらせている姿はガラガラヘビの如く迫力満点。 マムシは茶色のイメージがありましたから、咄嗟にハブと思ったのも無理からぬところ、かなぁ~(笑)。 巳年生まれなのに、昔から蛇は大の苦手の私。 だけど生まれて初めて見た野性の毒蛇は、その三角形の頭といい、つや消しのくすんだグレーの体色といい、なんともいえぬ野性の迫力みたいなものを感じさせてくれました。 おっと、そんなことに感心してる場合じゃないですね。私が気づいたのは半歩程の極近距離! おそらくは冬眠から覚めたばかりで動きも鈍かったんでしょうが、これが夏の元気な時だったら噛み付かれていた可能性も十分ありましたからね。鼻先でにおいを嗅いでた愛花が噛まれなかったのは奇跡的なことかもしれません。 人通りは少ない場所だったとはいえ、マムシが居た事実は見逃せません。福津市が誇る“うみがめ課”さんに知らせて、『毒蛇注意!』の立て看板でも早急につくってもらわないと! 以前に猿を目撃した時にもメールしたんですが、きちんと返信してくれましたからね。きっとなんらかの対策はしてくれると思いますので皆様ご安心して津屋崎の山中まで岩盤浴におこし下さいませ(笑)。 けど、マムシやハブなんかの毒は細胞を破壊するので、ハンマーで殴り壊されるような凄まじい痛みがあるらしいですね。 そしてコブラ系の毒は神経を麻痺させるのでほとんど痛みは無いかわり、体内に入るとほぼ確実に死に至ると……。 はたして貴方は噛まれるならどちらの蛇を選びますか?私は(イケメンなので?)クレオパトラと同じくコブラ!といきたいところですが、愛する家族のために、どんな痛みをともなおうとも生き残る確率が高いマムシを選びたいですね。 なんだか今日はらしくない、ウンチク系の〆でした~(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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