店長の癒 　～ 豹の隠れ処 ～

　どっぷりと梅雨空にのみこまれてしまった福岡地方。私の心もすっかり湿っぽく…………なりそうでならないんですねぇ、なぜか。

正式発表はまだとはいえ、どうやら一次落選の気配が濃厚になってきた最初の小説大賞応募作。
いきなり思いつきで書き出し、１ヵ月少々で仕上げいきなり応募。それで通過するほど世の中甘くないですよね、当然。
日をおいて読み返してみるとやはり、なんと言いますか全体的に軽い印象。応募先を間違えたか！？なんて気分にもなっちゃいましたが……。

ここ数ヶ月でかなりの本を読みあさり、最近の新人賞受賞作はおおかた読み終え、素晴らしいと思う作品にまぎれ失礼ながら「ん、なんでこんなんが……」と感じてしまう作品もあり。
同じ小説でも十人十色の感じ方があるのがあたりまえですからね。
気分新たに３作目を書いているところです――。

　　　　　　
　　　
　　　『ライが愛する花々。なかでも好きなのが百合の花、私に似たのかな（笑)』


そんなわけでまたまたブログの更新が久々になってしまったんですが、先週の日曜日、う～んと唸らされるような出来事がありました。
出来事の主、主役は“わが家の最終兵器”ライト君。

雨降りの日曜日、津屋崎について来たライ。店先で一丁前にお客様と世間話なんかしています。面白おかしく聞いてたんですが、「ボクちゃん、雨でお外で遊ばれんからイヤやろ？」と訊かれたライの返事が素晴らしかったんです。

　　　　 「ううん、雨がふるとお花がよろこぶからいいと」

う～ん、やはり小さい頃から兄姉やわんこ達、庭先の草花、近所の大自然に囲まれて育ってきたからか、素晴らしい感受性。
幼稚園の先生もきっと優しい教育をしてくれてるんでしょう。（若くて可愛い先生やし……笑）
いや、それとも親に、特に父親に似て（笑）生まれながらに自然を愛する本能、優しい心が備わっているのかも？

まぁ、そこんところはともかく、身体能力だけじゃなく、何気ないしぐさでも驚きを感じさせてくれるライ。これからもどんどん私たちを驚かせ、楽しませてくれることでしょう。

ん――、そんなライに刺激されてか、雨に煙るラブストーリーでも書きたくなってきたなぁ（爆）