店長の癒 　～ 豹の隠れ処 ～

　先日、愛娘マイが学校からメダカをお持ち帰り？してきました。

　『マイがメダカ連れて来たから水槽とか準備できますか？』

夕方に届いた愛妻キヌからのメールです。
水槽は使ってないのが何個かあるので、フィルターと浮草でも買ってやろうと帰りにちょっと回り道して品揃え豊富なホームセンターへ。
かなり安いセットがありましたので、せっかくだから水槽も新しいのを購入して家路を急ぎました。

帰宅するなりかけよってきたマイ。
私が水槽のセッティングするのを片時も離れず真剣な眼差しで見つめています。
メダカは２リットルのペットボトルに２匹。それにちっちゃなプラケースに卵の付いた水草が入っているらしいです。

小さな水槽ですからすぐに準備は終わり、
「先生がカルキ抜きの薬入れるか、１日おいた水やないといかんって！」
なんて心配するマイに、
「うちには熱帯魚の水槽がいっぱいあるから、その水を入れれば全然大丈夫！」
説明してもやや不安そうなマイ……。

新居に移したメダカが元気に泳ぐのを見て、やっと安心したみたい（笑）

　　　　　　

　動物大好きなわが家の子供たちですが、なかでもマイは素晴らしい動物愛の持ち主なのです。
ワンコのお世話はもちろん、カメのエサも忘れずにあげるし、自然に暮らす虫や鳥なんかも大好き。さすがにヘビやカエルは苦手みたいですが……。

ちかごろ少々学校が嫌みたいな気配もあり、心配していたマイですが、このメダカのおかげでまた元気満々の娘に戻りました。
やはりわが家と動物は切っても切れない縁、っていうか助けられてばかりの様な気もするけど……。

私が小学生の頃はずっと父は単身赴任でしたので、ザリガニやドジョウなんかを捕まえて来ては飼っていましたが、もちろんすべて自分で準備してました。
その当時はフィルター、濾過機なんて知識もお金も当然なくて、しょっちゅう水替えとかしてたっけ（笑）

それから比べればちょっと甘やかしてるかな、とも思いますが、やっぱり可愛いですからねぇ、マイは……メダカも？

そうそう、昨日、卵が孵り無事に稚魚が誕生したみたいですが、まだプラケースから出さずに「もっと大きくなってからやないと危ないけん」なんて言ってたマイ。

ペアでもらってきたこのメダカ夫婦、やがてわが家の様ににぎやか大家族になり、マイの心に素敵な思い出を残してくれたらいいですね。
それこそ“学校のメダカ”が体験させてくれる“メダカの学校”かな？

おっと、そんなことよりもう来週からは夏休みや！！

お金も時間も何も無い！！　ヤッベェーどうしよう！！


いや、愛だけはあるからきっとなんとかなる、かなぁ～（笑）