店長の癒 　～ 豹の隠れ処 ～

　昨日の定休日はやっと子供達の念願だったプールへ連れて行ってあげることができました。幸いにもカズの部活休みと重なりまして、すでに学校が始まっているマナ以外とキヌの姉と姪っ子のＨを連れてのお出かけです。

わが家お気に入りの、宗像にあるこじんまりとしたＵＵプール。森に囲まれた素朴なロケーション、迷子になる心配もないほど良い広さ。そしてなにより警備のバイトのお兄さん達がしっかりしているので安心して遊ばせられます。

流れるプールでバランスとるのが難しいビニールバイクと浮き輪に別れ、騎馬戦もどきの帽子獲り対決で遊ぶ子供達。夢中で遊んでいるのをしばらく見守ってましたが、際立っていたのがカズ、マイでも上手く乗りこなせないバイクをらくらく操るライのバランス感覚。
小さい子用に出来ているってのもあるんでしょうが、あいかわらずの雄姿です。たまに転落してプールに投げ出されても、慌てず騒がず懸命に泳ぐ姿はちょっと感動的でした（笑）

そんなライですが、最近際だつのがおしゃべり。ハッとさせられるような台詞がポンポン飛び出します。

例えば先日、小学生サッカー全国大会決勝戦をテレビで観ているとき。先制されたチームが少々落ち込んでいるように見えた場面で、

　　「１点取られたら必死で取り返すのがサッカーやろうがぁ！」

キヌとマナがちょっとした恋愛話をしていると、

　　「素敵な恋をするのが女の子の命やもんネ」

キヌがちょっと具合悪そうにしていると耳元で、

　　「母ちゃん、結婚しよう。オラが守ってあげるから」

こんな歯の浮くような台詞がバンバンガンガン、いったいどこでおぼえてくるのやら……。
ハッ、もしや父親の台詞をマネしているのかも？イヤイヤ、さすがに私もこんなことは言ってない――と思うんですが。

それにしてもまだ５歳、秋が終わり冬の気配を感じる頃には６歳になる、わが家の最終兵器ライト君。
第一次成長期から安定期に入る年齢、なんてことも何かで読みましたが、いったいどこまで、そしてどんな風に成長してくれるのやら。
１０年、２０年後、あるいは１６年後のオリンピックもなんだか楽しみです（笑）