店長の癒 　～ 豹の隠れ処 ～

　昨夜は仕事後の夜11時過ぎから録画していた広島ＶＳ福岡を観ました……。

観戦後は久しぶりに楽しいサッカーが観れた嬉しさ、みたいなものが胸の中にありました。
残念ながら、楽しいサッカーをしてくれたのは愛するアビスパではなくサンフレッチェの方だったんですが……。
柏木のハツラツとしたプレーは敵ながらアッパレ、最高！
前半からかなり厳しい、悪意があるともとれそうなディフェンスを仕掛けられていた柳楽が足をつった時、当然の様に介抱していた寿人……。

チームプレーを大切にしながら、個々は獲物を狙う狼の如く危険な眼をした選手達。ユースからの叩き上げが躍動しているピッチ上は正にホームスタジアム。
ジェフから緊急補強した楽山選手でしたっけ？イケメン選手の初出場もあり、大盛り上がりだったビッグアーチ。
ダントツで首位を快走しながら、こうした手堅い補強をしっかり成功させるフロント力。今のアビスパが見習うべきところは山ほどあるでしょう。
『勝点１００を狙う』なんてことも聞こえましたが、今のサンフレッチェなら数年前フロンターレが記録した勝点を越えることも充分可能でしょう。それどころか近い将来、再びＪ１優勝を狙うクラブになる、そんな気もしましたね。

それにしても、我がアビスパ……。
この時期にきて得失点差マイナス１３。こんなんで「可能性があるかぎり昇格をあきらめない！」なんて言ってる場合やないやろ！！
大分は次々節にでもＪ１で初の首位になる可能性もあるし、鳥栖も昇格圏にいるし……。
次戦はホームでその鳥栖とのダービーマッチ。決戦！なんて言える立場じゃないですが、せめて３戦全勝したとの現実を誇りにして来期を戦えるようにしないとね。

本当に残念だけど、やっぱ他のクラブと比べるとあまいんでしょう。
フロントは勿論、選手も、スタッフも、サポーターも……。
良くも悪くも、数年で消える天下りの腰掛社長じゃなく、本当にサッカーを愛する、情熱有る人間が腰を据えてクラブ運営してくれるようにならない限り、堂堂巡りが続くばかりなんじゃないかな。
大株主さん達の七社会、だったかな？このクラブの舵を握っているのは……。
こなままじゃ熊本どころか、近いうちに北九州や長崎のチームにも追い抜かれちゃうよ。
もう『絶対に昇格！』なんて言葉は聞き飽きたし、いらないから、百年構想じゃないけど地域に本当に愛される、必要とされるクラブになることを最優先にした方が、早く魅力的なチームになれるのかもしれませんね。

とは言え、出来の悪い息子ほど可愛いってのも事実ですけどね（笑）
私にも出来の悪い息子、カズがいるんですが、実はアビスパの地域密着構想の要？であるアビスパサッカースクールの会員番号1番なのです。小学校４、５年とスクールに通い、藤崎コーチはじめ大勢のコーチの皆様に楽しいサッカーを教えられたカズ。
そのカズは昨日、昨年から始まった東区の中学、クラブチームが集ってのカップ戦に出場しました。
５０名近い生徒がいるＷ中サッカー部。今回は宿題の進み具合や生活態度等も考慮して人選したとのことでＢチーム、つまり二軍での出場でしたが１１番を背負い喜んでいたのです……。
結果は１、２試合を惜敗。３試合目でなんとか先制点を決め面目を保ったんですが後半追いつかれてドロー、１分２負で今日は３、４位グループのトーナメントになりました。
それでも前向きに、楽しそうに出かけて行ったのはやはり小学生の頃のアビスクールの教えが生きているからかな……なんてことも想ったりして。

なんか久しぶりのサッカーネタ、駄文で長くなってしまいましたが、アビもカズも焦らず騒がず、大きく温かな愛で見守りたいものです。
プライスレスな、掛替えの無い存在ですからね、私には（笑）。