【安倍なつみ】Special Live 2008夏 ~Acoustic なっち~レポ2008.6.29
やっぱりなっちは、歌声、パフォーマンス、MCと、どれを取っても最高ですねえ。昨日(6/29)、横浜関内ホールで行なわれた、「安倍なつみ Special Live 2008夏 ~Acoustic なっち~」の初日に参戦しました。なっちのソロライブは、昨年11月以来で7ヶ月ぶり。なっちは早くみんなに会いたかったと、最初からハイテンションで飛ばしていましたが、その思いは自分も含めた客席も同じ。まさに相思相愛の状態で、アコステバンドの緩やかなノリで、会場全体が喜びの空間で満たされていましたね。昨日はあいにくの雨の中、まのえりのお披露目イベ(品川ステラボール)との連戦だったのですが、そんな疲れが一気に吹き飛んでしまうほど、なっちの歌声、パフォーマンス、そしてMCに魅了されてしまいました。それでは、曲順に沿ってレポしてみたいと思います。1.スイートホリック2.恋した女の子どすえいきなりステージ中央でグロッケン(鉄琴)を演奏しているメンバーが登場し、つたない演奏で誰かなあと思っていたら、なっちでした。せっかくのアコースティックバンドなので、自分も何か演奏してみんなに伝えたいという、なっち流のサービス精神が伝わってきましたね。なお、アコなちツアーは2度目ということもあって、恋した女の子どすえ♪の緩やか~なノリにも慣れてきた感じです。3.晴れ雨のちスキ4.エレベーター二人ぼっち晴れ雨のちスキ♪は久し振りに聴きましたが、やっぱりなっちの歌声で聴くと最高ですね。サビの部分の独特の振り回しは、なっちの甘酸っぱくて優しい歌声の魅力を最大限に引き出していました。5.たからもの6.PIECE OF MY WISH(今井美樹)7.海を見ていた午後(荒井由実)8.私の青空(イルカ)たからもの♪は、自分の中では「たからもの」のような曲で、たとえると、娘。の「I WISH」のような位置付けですね。なっちは、トゥーランドットの経験を活かして声に厚みが増していて、昨年聴いた時よりも、さらに完成度が上がってました。また、PIECE OF MY WISH♪は、なっちのカラオケの定番曲だと話していましたが、なっちの包み込むような優しい歌声が曲にピッタリ合ってましたね。一方、今回の横浜公演にちなんで選曲したという海を見ていた午後♪は、低音部も高音部もやや不安定で大変そうでした。ユーミンの曲は、ユーミン自身があまり歌が上手くなくて、だけどそこに独特の魅力があるので難しいんですよね。なおイルカさんの私の青空♪は、なっちの雰囲気にちょっと合ってない感じで微妙な仕上がりでした。9.真夏の光線10.小説の中の二人11.息を重ねましょう12.I'm in Love真夏の光線♪は、娘。のシングル大全集で、ガキさんメインのバージョンを聴きましたが、なっちバージョンはやっぱりモノが違いますね。爽やかで力強いなっちの歌声に、テンションが一気に上がっちゃいました。なおその後は聴かせる系を並べてきましたが、アコースティックバンドとの息もピッタリで、熟成されてきた感がありましたね。13.愛ひとひら14.甘すぎた果実15.だって生きてかなくちゃ愛ひとひら♪は久々に聴きましたが、なっちの表現力に磨きがかかって、成長の跡を感じさせてくれました。また、甘すぎた果実♪は、この曲の発売記念イベントで初めてアコースティックバンドをバッグに歌ったのですが、それが今回のツアーまでつながっているわけで、当時のことを思い出しながら聴いていて、感慨深いものがありましたね。なお、だって~♪はオリジナルのノリのアレンジで、大いに弾けちゃいました。16.愛しき人愛しき人♪は、なっちの代表作ですね。なっちの、温かくて優しくて、そして母性を感じさせる力強い歌声が、心の奥底まで響き渡ってきて、胸が熱くなりました。昨年4月の八王子コンで、最前列ながら、なっちの目の前で涙を流して聴き入ってしまったことを思い出してしまいましたね。アンコール17.トウモロコシと空と風18.腕組んで帰りたいアンコールでは、メンバー全員が前に出てきて演奏して、アットホームな雰囲気のままライブが終了しました。最後は、全員が定位置に戻って1曲歌うと思っていたので、何だか肩透かしをくらった感じになってしまいましたが、なっちの満面の笑顔を見ていたら、それでもいいかという感じになってしまいましたね。ということで、初日にしては完成度が高くて、なっちの意気込みが十二分に感じられるライブでした。ただ、まだ未消化の部分も見受けられたので、8/10のファイナルに向けて仕上げていってほしいですね。次は、7/4(金)のSHIBUYA-AXに参戦しますが、今回の横浜コンでしっかり予習できたし、SHIBUYAは1階A列(実質3列目)の良席なので、思いっきり堪能してきたいと思っています・・・。