【鞘師里保・牧野真莉愛】モーニング娘。'15コンサートツアー春レポ2015.3.15昼
さゆみんが卒業し、12期メンバーが参加した初の単独ツアーで、 娘。の新旧の曲を織り交ぜながら、 新しい形を模索していましたねえ。昨日(3/15)、オリンパスホール八王子で行われた『モーニング娘。'15コンサートツアー春 ~ GRADATION ~』の昼公演に参戦しました。さゆみんが卒業し、フクちゃんが9代目リーダーになり、 12期メンバーが参加した初の娘。単独ツアー。まず最初に目を惹いたのは、ステージセット。横に並べられた5台のスクリーンが、 時には5台分で1つのイメージ映像を作り、 時には中央のスクリーンのみが上部に移動して娘。メンバーのライブ映像を映し出す等、 映像的にかなり凝っていましたね。また、パフォーマンスの中心になったのが、 階段を介して高い位置にセッティングされた横幅も奥行きも広めにとられたステージ。13人になったということで、ステージも広くなりましたね。ただ、階段下のステージの奥行きが極端に狭くなり、 上部のステージが中心になったのは珍しく、また人数が多くて階段にはみ出るフォーメーションも多く、 久し振りに大所帯ならではの大変さを実感しました。また歌については、ソロパートが多かったのが、りほりほ、さくらちゃん、あゆみん、フクちゃん、まーちゃん、くどぅー。 特に、まーちゃんとくどぅーは一気にソロパートが増えていて、 頑張っている姿が印象的でした。 一方、りほりほ、さくらちゃん、フクちゃんは、 歌の安定感が増していて、 娘。全体を引っ張っていましたね。なお、ダンスで目立っていたのは、りほりほとえりぽん。りほりほのキレとスピードは やはりダントツに際立っていましたが、えりぽんも手抜きが無くなって、アクロバティックなダンスで魅了していましたね。 逆に、ダンス面でちょっと心配だったのが あゆみん。 元々、しなやかでクセの無い美しいダンスが特徴ですが、 周りのメンバーのスキルが上がって目立たなくなってきているかも。 器用で基本に忠実なだけでは、りほりほとのダンスのツートップを守るのは難しく、もう1枚、 殻を破る必要があるかも知れませんね。ちなみに12期メンバーについては、歌では、 意外と声の低いメンバーが並ぶ中、アイドルボイスのまりあちゃんが目立っていた感じ。またダンスでは、まだまだ粗削りで不安定だけど、細やかな手の動きと ポジショニングで素早くキュートに動ける尾形ちゃんが目立っていました。フィギュアスケートで培ってきた表現力と柔軟性で、 将来的にはスケールの大きなダンスを、 披露してくれる日がやって来るかも知れません。ただ、12期のみで披露した好きな先輩♪は、 歌もダンスもバラバラで、 相当なスキルアップが必要だと感じましたね。さらにセトリは、娘。の新旧の曲を織り交ぜていて、 新しい形を模索していた感じ。この中では、気まぐれプリンセス♪と、まじですかスカ!♪が特に大盛り上がりで、 最近は共に歌っていなかったのですが、ステージを重ねていくことで、ライブの定番曲に進化するかも知れませんね。また、メンバーの紹介を兼ねて、 歌詞をリニューアルした女子かしまし物語♪も面白かったです。りほりほの広島弁や、はるなんの毒舌ぶり、そして野中美希ちゃんの高速英語等々、 見どころ聴きどころ満載で、こちらもしばらくはライブの定番曲になりそうですね。さらにさらに、 新曲では夕暮れは雨上がり♪が印象的でした。幻想的で優雅なダンスと、ピアノフレーズを多用したサウンドは、 時空を超え 宇宙を超え♪を連想させ、この2曲を続けて歌った時が、 本ツアーの一番の見せどころでしたね。なお、セットリストは以下のとおりでした。01.青春小僧が泣いている 02.One・Two・Three 03.ブレイン ストーミング 04.夕暮れは雨上がり 05.時空を超え 宇宙を超え 06.女子かしまし物語 07.浪漫 ~MY DEAR BOY~ 08.好きな先輩(12期) 09.独占欲(譜久村生田石田小田)10.YAH!愛したい!(鞘師鈴木飯窪佐藤工藤) 11.しょうがない夢追い人(12期以外)12.気まぐれプリンセス(12期以外) 13.まじですかスカ! 14.メドレー Memory青春の光( 佐藤小田 コーラス12期)~サマーナイトタウン(譜久村生田鞘師鈴木飯窪石田工藤)~SONGS~Help me!!~TIKI BUN 15.リゾナント ブルー 16.君さえ居れば何も要らない 17.Password is 0 18.わがまま気のまま愛のジョーク 19.What is love? アンコール 20.イマココカラ 21.涙ッチ