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カテゴリ:つぶやき
時々・・・「旦那様のどこが良くて結婚したの?」と聞かれる。
最もな質問です。なぜ、わざわざ34歳も年の離れた人と結婚したんだい? と言いたい気持ちもよ~くわかる。 答えは一つ。旦那は嘘をつかないのである。 言った事は守る人で、私に対してもそれは証明されてきた。 頑固一徹なだけに、曲げられたときはすごく怒る。 昔・・・恋愛をしていて嘘をつかれたことが何度もあった。 ばれない嘘ならいいのだが、ミエミエな場合が多く、悲しかった。 「フン!アホなヤツ~」で無視してればいい話だけど、 結婚となるとなかなか慎重にならざるを得ません。というわけで、旦那となった。 知り合った当初、旦那に一切興味はなく、その日暮らしていくことで 精一杯だった。旦那は私が気に入った様子で、アプローチしてきたが 当時旦那には10年以上つきあっていた女性(シンガポール人)がいた。 付き合っている人がいるってのに、おかしいですよと言ったけど なんだかんだ言って私を助けてくれる。 当然、彼女にもばれた。彼女に落ち度は全くないけど、 旦那と彼女は別れることとなった。私のせいでね・・・。 彼女の怒りも悲しみももっともなことである。 本当に旦那のことを愛していたのだと思う。 「お金ちょうだい!」 彼女は旦那からチェック(小切手)を受け取り、当時旦那がしていた 金のネックレスを泣きながら強引に奪った。彼女が旦那にプレゼントした ロレックスの時計も奪おうとしたが、 「あげたものだから取るわけにはいかないわ」 とあきらめた。旦那は「時計取られなくて良かった~」なんて言っていたが 数ヵ月後、そのロレックスの時計をなくした!とわめいていた。 たぶん、彼女にあげたのだと私は確信している。もうどうでもいい。 旦那は、私の一生を責任持って面倒見ると言った。 (どうせ私を都合のいい女にしておくんだろうな)と思った。 周りからも、影でコソコソ金目当てだとか色々言われた。 私も旦那の人間味のある性格が好きだったけれど、彼女のことが頭から 離れず、シンガポールにいるのがイヤになってきた。 旦那の家には彼女が使ったものや買った物が沢山あった。 旦那は気にしない様子で(もしくは言わなかっただけかもしれないが) 毎日を過ごしていたが、やはり10年以上付き合った女性だけに 簡単に忘れられないのだろう。 私に向かって彼女の名前を呼んだことがあった。寝言も。 そんなものかもね。私は怒る気もしなかった。 そして2年の月日が流れ、お互いのことがだいぶわかってきた今日この頃、 すっかり「同居人」となった。 婚姻届が出ているから法律上は夫婦だけど、他人には変わりない。 お互いに完全に理解できないまま、過ごしていくのだろう。 近い将来、きっと別れることになると思う。 もう私の精神力は限界なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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