これでいいのか？育児ガーデニング日記

卒園式では、「音楽に合わせて子供が動く」に弱い私は、在園児入場でぐっときてしまいました。泣かないけどね。


卒園児入場は厳かな音楽に合わせ園児一人ずつ入場し席に着きます。誕生日順なので、娘は先頭で、緊張しきった顔をしておりましたが・・・私も手汗がひどかったので人のことは言えませんわ。

冒頭、このたびの震災でお亡くなりになった方々へ黙祷をささげ、保育証書授与式へと。
担任に名前を呼ばれ、壇上へ。園長が「６年４ヶ月保育したことを証する」と、先頭ですから全文省略なしで読み上げてくれました。
最年長で最長保育でした。

園長から台紙に張った証書を受け取り、振り返って父母席へ掲げます。
証書置き場に戻して、着席。
園長のお言葉があり、父母の会会長さんのお言葉があり・・・ついに呼ばれてしまいました。
式次第にも名前載ってますしー。

「卒園児父母代表」お礼の言葉ですよ～。

まったくのぶっつけ本番。
家でこっそり１度だけ時計見ながら読みましたけどね。７分。なげーよ、と思いつつ。

登壇の練習というかリハーサルもなく、まぁ必要もないのでしょうけど、朝「呼ばれたら壇にあがってもらったらいいですから」の一言だけ。
会長さんの様子を観察しては「ふむふむあそこでお辞儀ね。しかし場所がちがーう。」と軽くパニくり、呼ばれて立ち上がってから、へこへこしながら壇上へ行くありさま。
だってー、出やすい場所に席が用意されているのかと思ったら、そんなこともなく「好きなとこに座っちゃって」だったし。
たまたま早めについたので前のほう通路側に座りましたけど。
スリッパは苦手なのでお天気占いでもやってしまうんじゃないかと恐れましたが、それは回避できました。
戦場カメラマン口調では時間がかかりすぎるのでサクサクと読み上げることにしました。

感動モノは苦手なので・・・と宣言していましたので、すすり上げ大合唱にはなるまいと思っていましたが

なんと私が冒頭５行目でイエローカード。ぐわっと来てしまいました。
それからもう、全然顔を上げられず、「読み上げ」に徹しましたが、それでもところどころぐぐっと、声に詰まってしまい・・・。おそるべし９年間。

あとから、もっと盛大に泣いていればもらい泣き誘発で感動の嵐になったのにぬかったぜ!と思ったのですが、なにせ普通に読んで７分でしたから、園児が飽きちゃうと思って必死に立て直し、詰まった声もそれとはわからぬほどの早業で建て直し朗々と読み上げて終了。

そろりそろりと降壇し、またしてもヘコヘコとお辞儀しながら席へ戻りました。
あとはもう、ほっとしちゃって、今回こそは涙にくれるだろうとハンカチを２枚も持ったのに１滴もこぼれなかったぜ。

登壇した卒園児と、在園児の歌と呼びかけも終わり、いよいよ卒園児退場。
ＡＫＢ４８「桜の木になろう」にあわせ、一人ずつ退場していきます。
在園児の間を回り、訳わかってない在園児の手を強引に持って全員と握手。
そして先生方とハグハグハグ
しんみり泣いちゃっている子（ま、うちのなんですけど）にはしんみりと、元気いっぱいの子には振り回すくらいの勢いで抱きしめてくれます。
一番好きな場面です。


ああ、この保育園に通う日に終わりがこようとは。本当に寂しいです。
年度末まではお世話になりますけど、３１日、まともに帰ってこれるかしら・・・。