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私にだって小4だったときがありますわ。ええ。
参観日・懇談会でお話を聞いているうちに、自分の小4時代を思い出し 「なるほどタイヘンな時期だわ」と実感しました。 まず私は都会から田舎へきた美少女転校生であり(←かなり歪曲されてます) 小さくて細くて、ふけば飛ぶよな華奢なおとなしい優等生。 と、思われていたわけです。たぶん。 「なんだあの鼻穴。小さくて鼻くそほじれねーだろ」という野次を覚えている。 アホかほじれるわいっ!とは思ったけど口には出さなかったわ。 当然田舎は排他的。 しかも女子に大人気の若い男性担任ときたら、やたら転校生に気を使うではないか。 転校生は転校生で、ちょっと都会で勉強したからって成績いいし。 という流れから、 なぜか「あいつらデキテる」となり、ちょっといじめられましたよ。 放課後日記を声を出して大勢の前で読まれたり、通常2人でする牛乳運びを一人でしたり。 当時は牛乳は瓶入りでしたからねー、重かったですよ。 なにしろそのころ私体重20キロそこそこですし。 いやー女子って怖いですねー(笑)小4から男女関係(?)の嫉妬ってあります。 とはいえ、基本的に昔からボッチを気にしないタイプだし、そこそこ気が強くて実は活発だったので、割とすぐ友達関係にはなりましたから、ドラマにあるような本格的?ないじめはなかったといえるかな。(余談ですが兄の場合は登校できなくなりました) しかし。問題は仲良くなってから起きたのでした。 男女取り混ぜてキックベースを(たしか授業中)にやっていたとき。 打順を、めんどくさくないように担任が「名簿順」に指示。 当時名簿は男女別が普通で、男子が先だったもんだから、女子が大ブーイング。 しかも、あいうえお順で女子の最初「い×××」ちゃんが打席に立ったところでチャイムがなって時間終了。 これで女子ボスがキレた。 「ひいきだ」 「ゆるせない」 「い×××は女子なのに、一人だけ打席に立つとは・・・。あいつは女子じゃないっ」 「そうだそうだ!」 「先生はえこひいきだ!」 「い×××も空気読め」 「学校なんてララーラーララララ~」 と集団ヒステリー状態になって 教室に戻らず集団大脱走。 どこへ向かったかと申しますと、「山」です。 学校の裏山的なちょっとした里山で、女子の集団が逃げ込むにはまったくお似合いの場所ですな。 あいにくと事件は給食前に起きたので、尻馬に乗ったタイプの人間は(ま、私です) 腹減ったなー、これどうやって収束にもっていくんだろ? などとのほほーんとしていたのですが、 「探しにきた!」」「隠れろ!」みたいな、ちょっとしたスリルもあり正直面白かったです。 が、基本それほど怒り心頭でなかったため、 一人が足を滑らせてケガをしたとき「あ、私、保健室まで連れて行くよ。消毒しないとマズイよ」とちゃっかり一抜けを決め込んで、学校へ投降しました。 そこから居場所がばれたのか、他の皆も投降したくなったのか不明ですが 午後には全員教室に戻ってました。 当然担任のお説教です。 担任は 「先生のやり方が悪かった。それは謝る。だけど一人で残され、女子一人で給食食べた身になってみろ!」 「先生は知っているぞ。転校してきたばかりのびわほうしもいじめていたろう」 えーと、あとは忘れましたが、とにかく泣いてしまって 「俺が大人になってから泣いたのは、母親が死んだときと今だけだ!」 といっていたのが強烈に印象に残ってます。 小4の女子集団ってコワイってハナシです。 それにしても、大人になったから考えると学校側焦ったろうなぁ。 でもそういうえば保護者の姿をみた記憶がない。保護者には内緒の事件だったのだろうか? 今だったら保護者呼んでもっと大騒ぎになっててもおかしくないかもね。 この小学校には4・5年生しかいなかったけど、ほんとにエキサイティングで充実してたと思う。(兄には地獄だったみたいだけど) 下校途中、わざと山道ルート通って木苺食べたり、友達と川の上流までサイクリングしたり、もずくひろって食べたり貝拾って煮て食べたり、おたまじゃくしをいちごパックにたっぷりすくってきたのはいいけど忘れてしまって黒い板にしてしまったり。それを水で戻そうとしたけどムリだったり。 連続ドラマにしてもいいくらい、エピソードにあふれてました。 ま、上記の逃亡話は初回2時間スペシャルくらいかな。 次回 「登校拒否子と鼓笛隊」 「伝統芸能にパニック」 「そふとぼーるってなに?」 「手乗りインコで友情発見」 「側溝からへび」 「川に落ちて死にかける」 「学芸会と町内文化祭」 「担任新婚旅行へ」 「バレンタインパニック」 お楽しみに! は冗談ですが、いつの時代でも小4がエキサイティングな日々だということはたぶん間違いないんだろうなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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