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カテゴリ:こすぷれ
61年・大映作品。
驚くことに増村監督が初めて時代劇を撮った作品らしい。 この作品を初めて見たのはまだまだ好色なんて言葉を軽く受け取ってしまう年齢だった。 西鶴自体お金の話が多いと思ってたし。 劇場公開が少ないのか機会にも恵まれなかったのも事実で。 で。 見る前に雷雷の助兵衛論を読んだのもあって難解なものかと。 好色は助兵衛ではない 江戸は意気(粋・いき)で上方は好い(粋・すい)の文化 数奇者と好き者は違う・・・・・等々 ・・・・・・・・ソレらを理解するには子供ぢゃった。 観たら確かにエロを求めている人には物足りなさ過ぎるはず。 あくまで女の人が喜ぶ顔が見たい・・・・らしい。 男のためにはびた一文出さんが女の人にはマブがいようが出し惜しまず。 ・・・・・難儀な男ではあるが。 雷雷が演るからかいやらしさはなく。 相変わらず玉緒は薄幸ぢゃが若尾さんは悲しいというか愛しいというか。 好色っていう割には女の人の反感を買いにくい話。 改めて見るとオカケンさんが照明。 ・・・・・・・スクリーンで観たいよなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.17 22:34:52
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