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2021年06月28日
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カテゴリ:旅、ツアー、観光
週末 日帰りで
秩父神社 貫前神社(共に一之宮) 富岡製糸場 を巡る日帰り旅を楽しんで来ました

息子が旅程を考えてくれたので
 楽な旅となりました

世界文化遺産 国宝

《富岡製糸場》

アップしたいと思います



今 ドラマでも話題の「渋沢栄一氏」が建設に尽力した事でも有名です
近代産業の夜明けに触れる好機にもなりました


富岡製糸場は 明治5年(1872年)
明治政府が日本の近代化の為に設立した
模範器械製糸場です

明治維新後 外国と対等な立場にするため
産業などの近代化を進めました

その為の資金を集める方法として力を入れたのが生糸の輸出です


こうして 富岡製糸場が建設され 建物はほぼ変わらぬ姿で残されています


場内の図です



大きな画像になってしまいましたが

繭を置く場所(東と西の置繭所)と繰糸所が「コ」の字に配置され
その周りを囲むように 社宅(今で言う部長・課長など) 女工館 病院 検査館など
全てが揃い この広大な敷地の中で生活していました

見学は 解説員によるガイドツアーを利用しました
各建物の説明を約1時間され その後 各自で建物内部を見学する事ができます


前置きが長くなってしまいましたが・・・








まず 入口に見えるのが
「東置繭所」
約104mの横長の建物~木骨煉瓦造という工法で建てられています

1階は事務所 作業場などとして使い
2階に乾燥させた繭を貯蔵していました




建てられた年「明治五年」が刻まれています








「西置繭所」の建物です

東置繭所と同様 2階を繭の貯蔵庫として使用していました
1階部分は当初 蒸気機関の燃料用の石炭を置いたり 繭をより分ける場所として使われていました












「西置繭所」の2階から見ると
蒸気釜所 乾燥場 など繭を加工する場所で 煙突も見えます




2階のベランダ~



最も興味のある 《繰糸所》




繭から生糸を取る作業が行われていた場所です
創業当初は フランス式繰糸器300釜が設置されていました




建物は「トラス構造」という内部に柱のない工法が用いられ 広い空間が保たれています
更に採光の為 多くのガラス窓が取り付けられています

























現在は 昭和41年以降に設置された自動繰糸機が保存されています



指導者として雇われた ブリュナ エンジンの復元機が展示されています


 







「検査人館」

生糸の検査などを担当した
フランス人男性技術者の住居

現在は事務所として使用されています











フランス人 ブリュナが家族と暮らしていた住居です













後に宿舎 工女に読み書きや裁縫を教える学校として利用されました





建物の間の通路~


これらの建物群は 140年以上経った現在も
ほぼ建設当時のまま保存されています

又1987年の操業停止後

2005年富岡市 所有管理となり

2014年 世界遺産登録
12月には置繭所と繰糸所が国宝に指定されました


約2時間半滞在し
特に 当時暮らしていたという社宅や女工宿舎など
周りを見渡してみると
遥か昔にタイムスリップしたような・・・
昭和の子供の頃 実家で過ごした記憶がふと蘇って来ました

当時の女工さん達(15~25歳)の若い女性の熱意が伝わって来て
同じ場所に立って説明を受ける私は
何となく複雑な思いになりました

日本の工業化は《製糸》から始まったと言っても過言ではないと思いました

製糸産業の歴史を知る上での貴重な経験となりました。。。






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最終更新日  2021年06月28日 19時38分25秒
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