容疑者Xの献身(映画)
週末、兼ねてから観たいと思っていた【容疑者Xの献身】を観に行ってきましたテレビドラマで、あるいは「探偵ガリレオ」の短編集の原作で、この探偵(湯川学)の凄さを知った読者(視聴者)にとって、いよいよ最強の敵が登場となります。今回は、「福山・柴崎コンビ」に加えて天才数学教師「堤真一」と弁当屋を経営する「松雪泰子」が出演しています。ここで、ストーリーに触れてしまうと、ネタばれになり~これから観ようと楽しみにしている方々の興味を削ぐ事になってしまうので、触れない事にしますリスクを犯してまで、母子の為に自分の人生まで棒に振ってしまう石神(堤真一)。この石神のキャラクターは、見た目上も、うだつの上がらない、もてない男でなければ成り立たない気がします。そういう意味では、私的には堤真一は不適格だったような感じがしてならない。しかし、石神に成りきっての抜群の演技力には、充分満足するものがありました。エンディングに流れる「KOH+」の“最愛”のバラード曲は、観客の更なる感動に導くだけの効果は十分にありました丁度、映画を観に行く前に「探偵ガリレオ」を読み終え~次に【容疑者Xの献身】の原作を読んでみるつもりです余談ですが・・・文庫本「探偵ガリレオ」の巻末で、“佐野史郎さん”の解説が載っています。その中に・・・「何を隠そう、東野さんは、僕(佐野史郎)をイメージして『探偵ガリレオ』の主人公である天才物理学者・湯川学を書いたといういきさつがある」イメージと実際の役柄は違うかも知れませんが・・・そう言えば~最近あまりテレビドラマなどで“佐野史郎さん”見掛けませんね!