so natural

出産秘話ってほどでもないですが、下の話も出てくるので読みたくない方＆お忙しい方（長いので）はスルーを・・

souの誕生から20日も過ぎて今さら・・と迷ったりもしましたが、人生の中でなかなか経験できることではないのでやはりこちらに書き記しておくことにしました。
（自宅に帰ってからの方がnatu×souのコンビがいるので書けないと思うので・・）

7月30日夜中、少しいつもと違う痛みが数回あり、主人に”今度こそ陣痛かも・・”主人にと言うも、オオカミ少年状態の私は”ハイハイ”と軽く流されてしまう。
しかしその後痛みも治まったので、”また違ったか・・”と就寝。

翌日7月31日朝10：30から12：00までの間に4、5回程またお腹の痛みがあるも、お腹の調子も少し悪いようだったので”もう少し様子を見よう”とその間natuにご飯を食べさせたり、オムツ替えなどをする。

12：00前に、”痛みの感覚を計って、30分続いたら主人に連絡することにしよう”と決め、30分間のメモした間隔を見てみるとほとんど4～5分間隔だったため、12：30会社にいる主人の携帯に電話する。
”お腹の調子も少し悪いから、違うかもしれないけど、もしかしたら陣痛かも・・でも違ったら恥ずかしいよね、会社の人に・・”
と言うと”別に違ってもいいよ、今から帰るわ”と言ってくれたので自宅で待つ。

でもその後いつもと違う痛みとちゃんと来る間隔に”やっぱりこれだな・・”と思いつつ、普段私がドアに小指をぶつけて痛そうにするだけで不安になって泣いてしまうnatuを前にあまり痛そうにもできず、natuの相手や義母に連絡をする。

13：00頃病院に”違うかもしれませんが、もし陣痛なら1時間ずっと5分間隔です”と病院に連絡し、ちょうど主人も帰宅。


私も最後の入院の荷造りをし、主人にもnatuの義母実家に持っていく荷物（薬やお食事セットなど）をもう1度確認しながらを荷造りしてもらい、お腹も痛くてほとんど動けないにも関わらずどうしても”最後にシャワーだけ浴びたい”とシャワーするが、中でほとんど動けず、”これはシャワー浴びている場合じゃないかも”と早々に切り上げる。着替えるのも辛い状態。

そしてこんな時に限って洗顔フォームが切れてしまい、主人はnatuに持ってこさせる。
”お母さんにハ～イして”って・・（そんなのゆっくり待ってる場合じゃないんだってば～！！）

その後、覚えのある方もいらっしゃると思いますが肛門（すみません）の方が圧迫され、なんだかもよおしたような感覚が来て、正座してそれをこらえる。
”もう車出して～！！”
もよおした感覚は家を出るギリギリにもすごくトイレに行きたい気持ちにさせ、”もう1度トイレに・・”と行きかけるが、”このもよおした感覚が、もし違ってたら・・？”と思い、我慢して車へ乗る。

14：00前頃家を出て、この時すでにいきみたくなってしまい、雑誌でまだいきめない時、肛門（すみません）をテニスボールなどで圧迫したらよい”とありカバンに入れていたのを思い出し、”テニスボールは？”と私が主人に聞くと”トランクやで”と言われ、仕方なく車内ダッシュボード上にあった車用の香水を剥がし、それをボールの代わりに・・。（恥ですがそんなこと言ってられなかったのです・・）

ホントに車内で信号を待つたびに”もう限界！！”と何度も思う＆叫ぶ。
途中まで何故か笑っていたnatuも泣き出す。


14：40分ごろ病院へ着き、直接病院へ駆けつけ先に到着して待っていた義母が、少しでも気を緩めるともう出てきそうで普通に歩けない私の腕を抱えるようにして病院内へ連れて行ってくれ、
”電話した○○ですけど”と受付のお姉さんに言うと
”あ、そちらのソファにお掛けになってお待ちください”と先に来ていた患者さんに
”では保険証をコピーしますので・・”と悠長なことを言っているので（もちろん順番なんですが）耐えられず目の前にあったイスに座り込むと、イスには車輪が付いていたようで痛みの度にどんどん後ろへ進んでしまう私。
それを追いかける義母。
事態をやっと緊急と判断してくれたようで看護師さん2人に囚われた宇宙人のように両腕を抱えられ分娩室へ連れて行かれる私。

すぐ分娩台に上がらせられると、この時すでに子宮口は8ｃｍ開いており、ここからはみなさんご存知（？）10分もかからず、2～3回いきんだだけで生まれたのです・・。
（15：10）
主人にも立ち会ってもらうつもりが”もう生まれました”の報告と数分の出来事に義母と2人で驚いているようでした

看護師さんも”あと信号2回ひっかかってたら車で生んでたかもね”と・・。
あの時トイレに行っていきんでいたら・・と思うと恐くなりました。

私が痛みに鈍感なのではと思われるかもしれませんが、出産前、何日も寝る前にお腹を蹴られるときなどの収縮の痛みのようなものの方が、冷や汗かくくらい痛くて眠れなかったので、痛みをギリギリまで我慢できたのかはそのためかなと思っています（後で聞くと前駆陣痛だったようです）

～今回の教訓～（参考になれば幸いです←ならない）

・経産婦はホントに早い（身内には5分間隔になる前にも連絡する）
ちなみにnatuの時は陣痛が5～10分間隔になってから16時間かかりました

・催したくなってもトイレに行かない

・テニスボールは手の届く所に置いておく

・”もう生まれる～！”と叫ぶのはドラマの出来事だけではない

・というか主人を待たずにタクシーで行っておいて、natuの荷造りなんて出産後でも主人が帰ってできたのでは・・？

　　　　　　　　　　
退院時、請求明細に入り時間＝15：00、出産時間＝15：10と記されていたのが少し恥ずかしい私でした・・。10分って・・。
でも母子ともに無事に出産できてよかったです