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2006年11月19日
テーマ：介護・看護・喪失(5294)
カテゴリ：ALS関連
今日は朝から父がプール  へ行くというので送迎をすることになりました。父は「ＡＬＳ」という難病を患っているため、障害者専用の施設が利用できる。 そこの温水プールへ通っているのだ。 10時すぎに実家へ父を迎えにいき、  そのままプールへ。待ち合わせ時間の確認をし、私や子供は一端家へ帰った。 プールは私の家と実家との丁度真ん中くらいにある。 家から実家までは車で20分くらいの距離だ。 プールのある施設への道はとても立派なイチョウ並木  今日はお天気が悪くずっと小雨が降ってたので余り綺麗に撮れなかった～    一端帰った私は実家の分と自分の家の分のカレーを作り（またかって？笑） 約束の12時にプールへ。 暫くロビーで待った後、父はランニング姿で出てきた  遠めからでも分かる。ビショビショやんかっ！  拭き忘れてるのではない、汗が全身に・・・(;゜(エ)゜) アセアセ 着替えることにも体力も使うし、また腕が上げ下げするのにものすごい努力がいるので 着替えてる間に、汗だくになるようだ。 「着替えたランニングもビショビショやんか～」と言いつつ上半身をタオルでゴシゴシ。 頭もゴシゴシ。 そして、その上からマジックテープにつけかえたシャツを着せて車に乗り込んだ。 私が、「こんなに苦労してまで・・・」って思ったと思ったのか 父は車の中でこんな事を書いた （父は言語障害から発症してるので会話はホボ不可能。だから筆談となる） 「プールは心のリハビリです」 そして、「上手い事言うやろ～」的な笑み（笑） ・・・そうよね。 多分今日のスケジュールじゃ、着替えにも時間がかかるんだから 30分くらいしか水には入ってないと思うし、水に入っても泳げるわけじゃない。 肘が胸より高い位置には上がらないんだから泳げない。 多分水の中を歩いてるんだと思う。 でも、それでも「プールへ行く」「水に入る」ってことだけでもいいんだよね～。 たとえそのために家から出るのに苦労しても、運転に苦労しても、 それでも通いたい大事な事なんだと思う。 だからこうやって今日みたいに「プール行くなら送迎しよっか？」って言った日に 「頼むわ」って言ってくれると嬉しい。 運転時の心配もなくなるし、父にとっても楽になるだろうしね～。 そんなに大事なプールならそれまでの苦労は減ったほうがいいもんね  大事な心のリハビリ、これからも例え一回でも多く行けますように・・・  そしてプールの帰りにスーパーにより、お昼を買い込み 子供達は今とばかりに、おじいちゃんにオヤツやジュース・アイスなどを買ってもらい(^^;; 実家でのんびりしてきました。 私は昨日の二日酔いが残ってるのか、気がつけば座ったまま寝てるって状態（笑） でも、孫にストレッチをしてもらっておじいちゃんは笑い溺れてたし、 プール疲れも余り見えず元気な様子でした。 父は「着替え・入浴・食事」など、お母さんがいるときは全介助してもらってると 私に報告してくれました。 あ～～～ん  ってしてるねん～って笑ってた そうしてると退化していくようで怖いとも言ってたけど、 嚥下障害も著しい父にとって「噛む」「飲み込む」ことも重労働。 だから、楽できる所は楽しようよって話が夫婦間であったみたい。 父もそれで納得した様子。 そうやって夫婦で話あって、二人ともが納得できる形を見つけて、 気負わず楽しい時間が少しでも増えていってくれたらすごく嬉しいことです  今日は、いつもの腕の引き上げストレッチと、指伸ばしだけでなく 肩を揉んでくれとのこと。 仰向けに寝てるので頭の方から肩を押すと「痛い」とのお達しが(A；´･ω･)ﾌｷﾌｷ ｍ(＿ ＿;)ｍ ゴメン!!ｍ(＿ ＿;)ｍ ゴメン!! 筋肉が大分落ちてるのでちょっとした事も骨身にしみるんだな～・・・@(;・ェ・)@/反省… ゆっくり肩と首のツボ押しをして帰ってきました。 明日から、また10日間の治験が始まります。 これに通ってるときはやっぱり疲れも激しい。 病院までの送迎も甘えてくれるといいんだけどね・・・  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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