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テーマ:介護・看護・喪失(5292)
カテゴリ:ALS関連
昨日11月20日たまたまチャンネルを変えてるときに こんな番組に出会った。 NHK教育でやってた 「福祉ネットワーク」 あなたのためだけに作る ~福祉機器に挑む工学博士~ ‘ものづくり’の専門知識と技術をフル稼働させて、患者や高齢者を助ける福祉機器を開発し続けている工学博士がいる。長崎大学工学部教授・石松隆和さん(56)だ。石松さんは難病患者や生活に支障がある高齢者一人一人の病状に合わせたコミュニケーション機器や生活支援の道具などを手作りし、無償で提供している。番組では、障害者のための‘ものづくり’に情熱を注ぐ工学博士・石松教授の奮闘を描く。 再放送が11月28日にあるそうです。 私がたまたまつけた時は始まって少ししたところだったみたいで 途中からだったんだけど、 高齢者のお宅に上記の石松先生がおられて、座ったままでも玄関のチャイムに 出られるように、家の中にあるインターフォン電話に改造に取り組んでおられるところだった。 おばあちゃんはとてもとても喜んでおられて 「先生がこんないいもの作ってくれたから、長生きしなアカン~」と言ってた。 そして、物を取り付けたらすぐ帰るのではなく、その場で一時間ほどおばあちゃんと 世間話をして帰って行かれるそうだ。 他にもPCで会話機能を取り戻した男性とその奥様も出ておられて 先生に涙涙で感謝の気持ちを述べておられた。 引退した技術者達とチームを組んで、材料費だけでその人その人に合わせた 器具を開発する先生。 「みんなに使ってもらおうと思って作らない。この人が気持ちよく使えるもの。 そのことだけを考えて作る」っておっしゃってた。 この日のテレビでは自動でご飯が食べられるようにするマシーンを開発されてた。 「障害があるなら、口に運ばれるものをそのまま食べなさい」というんじゃなくて 「障害があっても、味わって食べたい物、飲み込んでしまいたいもの、それぞれの スピードもあるし嗜好もある。食べさせてもらう気兼ねもある。 そんな事を思わずに食事をさせてあげたい」って先生は言ってた(うろ覚え) 先生やチームの人々の心意気がすごく暖かかった。 父のような難病患者は、普通に売られてる介護用品ではイマイチ使い勝手が悪い場合もある。 それに障害の出方、苦労してる部分は人それぞれ。 例えば「ココが動きづらいんです。不便なんです」というと「じゃあ、それならコレ」って 具合に大きな枠で考え作られた福祉用具では、フィットしないのだ。 フィットしないと全く意味が無い。 不便なところを補うための福祉器具が余計ストレスを生む事になったりもするだろうし。 儲け主義・通り一遍等でしか考えられない各方面の方々・・・。是非みてください(笑) 是非先生の心意気だけでも汲んで欲しいな~と思える 暖かい笑顔でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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