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テーマ:介護・看護・喪失(5321)
カテゴリ:ALS関連
究極のリモコン:考えるだけで作動 脳内の血流量を測定 「思考でリモコン」の概念図 身体の運動機能を完全に失った難病患者でも、頭の中でしたいことを考えればテレビのチャンネルも変えられる--。日立製作所基礎研究所がこんなシステムの基礎技術の開発に成功した。人の思考に伴う脳内の血流量の微妙な変化をコンピューターで測定し、その信号をネットワークで電子機器に送る仕組みで、将来は電動ベッドや車イスなどの福祉機器への応用も検討している。【江口一】 このシステムは、人体に安全な近赤外光線を頭皮上から照射し、思考によって脳内の血流がどこでどの程度、変化するか画像化できる脳機能測定法「光トポグラフィ」がベース。専用のキャップ(帽子)状の血流測定器を人にかぶせて脳活動の状態を測定する。05年には、病状が進行した難病のALS(筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症)患者が「はい」「いいえ」の意思表示ができる装置が実用化されている。 日立基礎研の研究チームはこの装置をさらに発展させ、06年秋には小型列車模型を使って、人が動かなくても暗算や暗唱をすれば列車が動き、やめれば止まる実験を成功させた。暗算の際に脳内で「前頭前野」が活発に働くことに着目し、「光トポグラフィ」でその部分の血流量の変化を測定。電圧信号に変換し、暗算を「やる」「やらない」で模型列車の電源のオンとオフを切り替えられるようにした。 思考だけでテレビなど電子機器を動かす技術はこれをさらに応用・発展させるもの。将来的にはテレビのスイッチをオン・オフさせるだけでなく、見たいチャンネルに切り替えられるようにしたい考えだ。開発担当の小泉英明フェローは「リモコンは今後1、2年で試作機を作りたい。脳科学の成果を、人に優しいIT(情報技術)機器として結実させたい」と話している。 毎日新聞 2007年1月9日 15時00分 脳派で「はい・いいえ」を教えてくれるものより少し進歩したって事なのかな~。 でもやっぱりもっともっとを望んでしまう。 頭で思ったことが普通に文章になって表示されたり・・・。 せめて片言でもいいから・・・って。 ALSに限らず、意思表示の出来ない人は大勢居る。 私の従兄弟も妊娠中のトラブルがあり、生まれた子は目・耳が殆ど機能せず 寝たきりのままで7歳になる。 こちらの話がどこまで分かってるかなんて誰にも分からないはずなのに 反応が帰ってこないと、「理解できてない」と脳機能も否定される。 勿論、脳機能が正常かどうかは分からないけど、もしかして、もしかすると 脳機能は正常で全て理解してるかもしれないよね。 だってALSで重症って言われる人は、病気の事を知らない人からみたら 「寝てる」ようにしか見えないわけで・・・・。 こういう研究がもっともっと長い時間続いて、早く『希望』を見出せるような物を 作って欲しいな。 希望をもってALSなんて怖くないって思えるようなものを・・・ いつまでも長生きしてやるぜっ!!って思えるようなものをお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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