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2007年09月24日
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カテゴリ:ALS関連
世間一般、医者のことを

「お医者様」とか「先生」って言うよねー。

でも私は父がこの病気になって以来、
「先生」とか「様」って呼びたい医師には殆ど巡り会ってない。


父が「何か様子がおかしい」と感じて
1年半ほど通院してた病院で、最終的に告知した神経内科の医師は
何の前触れもなく
「あなたはALSです。この病気は治療法がありません。
 全身の筋肉がおかされ全く動けなくなります。
 余命は1~5年でしょう」
とだけあっけらかんと告げた。
「今は治療法はないけども、頑張りましょう」とか
「余命は1~5年とあるけども、何十年と呼吸器なしで頑張ってる患者さんもいますよ」とか
イワユル「フォロー」など全く無い。
こういう告知がいいのか悪いのかは、受け取る側次第なのかもしれないけども
私の両親は大打撃を食らった。
「お医者様」とあろう職業の人ならば、患者がどういう人間かを
見極める「目」が必要だと思うのは私だけ??


その後、看護師をしてる友人に聞きまくって
某病院へセカンドオピニオンに行った。
そこの先生は一つずつ話を聞いてくれて、親身になって
相談に乗ってくれた。
そして
「残念ながら滋賀では今はO病院が拠点となっている。
 今後のアナタの事を思うと、私の病院よりもO病院へ行かれる方が
 充分なケアが受けられると思う」と言ってくれて
その病院へ行くこととなったのだ。


当初その病院にいた主治医は、研究者という噂とおりの医師だったけれど、
比較的穏かに患者と付き合ってくれたと思う。
でも、母が涙ぐんだり、愚痴っぽくなろうものなら
ため息もアリな医師だった。


そして、その医師が移動となった後、今の主治医がやってきた。
そして最初の診察の時に、笑いながら「なんとか闘病してますー」という父をみて

「僕はあなたが全く分からない。
 あなたはALSをナメテるとしか思えない。
 ALSはそんな生易しいものじゃない。
 2週間ほど入院してもらってあなたを知りたい」

と言った。
この医師はすぐに「僕は何百人と患者を診て来た」とか
「○○病院の△医師は僕の後輩だ」などと言う。
滋賀のALS患者の在宅医療などを作り上げたのはこの医師だとも人は言う。
だからなんだ。
一番、骨身にしみてALSの怖さや苛酷さと日々闘ってる患者にむかって
「あなたはALSをなめている」とは良く言えたもんだ。
何百人看てみたところで、自分が身を持って体験しないと分からないじゃないか。
病院にいて、たかが、何十分、悪いときなど5分程度、患者を診るだけで
何が分かるのか。
病気の仕組みや原因などは問題外だ。
本当の辛さ、しんどさなど、患者にしか分からない。
昔は熱血医師だったのかもしれないけども、私達が付き合ってるのは
現在の医師の姿だ。過去の業績など知った事か。


そして、この医師は父に
「前頭葉の異常があって、この人は感情コントロールができない人だ。
 固執性があり、人の意見が聞けない。怒りの感情がコントロールできない」と診断した。


もし、この医師の言うとおりだとしたら。
「診断」したという事は、それが「病気のせい」だと分かってるはずだ。
なのに、この医師は患者と同じ目線で患者と喧嘩をする。
「病気のせいでコントロールできない」と診断を下したくせに
患者が思うように返事をしない。はむかってくると、同じように怒る。
「お前もコントロールできてないやんけ」と思ってしまう。
「あれでも患者のこと真摯に考えてるお医者様なのよ」と言う人も居る。
でもでも。
「患者の心に寄り添う努力」を一切しない医師でいいのか。
「本当はいい人。時間をかけて知り合っていかないと」だなんて良く言えるぜ。
なんで患者側が医師の心を解きほぐして
仲良くなりたいと願わねばならないのだ???おかしくない?逆じゃないの?
挨拶をしたら挨拶を仕返す。
ただそれだけの事もできない先生様に、患者は機嫌伺いをしなくちゃ
いけないんですか???



神経難病の医師とは難しい職業だと思う。
外科の医師などは、自分の技術をもって治療できる。
だから、極端な話し、患者の心に寄り添う必要は無い。
「手術の手腕は一流」と聞けば、その医師がいくら愛想悪くても
我慢できるじゃん(笑

でも神経難病など、「治せない」病気の医師はそれではいけない。
せめて、患者の心に寄り添いたいという気持ちを持ってほしい。
それが全てじゃないのかとも思う。
痛みをとってくれるお薬をくれるわけでもなければ、
辛い部分を完治してくれるわけでもない。
まして動けるように治してくれるわけでもない。
なのに、決まった日の決まった時間に病院にいかねばいならない。
その時患者や家族が何を期待するか、
それは「心のケア」だけじゃないの?
最近、こんな症状が出てきて、辛い。どうしたらいいですか?と言うのは
そこで「心のケア」もしてほしいんじゃないの?
その時「本当ですね・・・。辛いよね」って一言あってもいいんじゃないの?
「あっそ」で終わらせていいの?


水曜に父は退院させられる。
胃ロウのために入院したのに、胃ロウをしてもらえず。
ご飯が食べられないからといって、エンシュアのみの食事しか
与えてもらえずに。

退院後の事は未知の世界。
「胃ロウの手術はしますよー。まだ日は決まってないだけ」と言いながら
全く何にもその後の話をしない主治医。
「面倒な患者はよそへ行け」とばかりに急に「あなたは住む市が違うんだから」と
暗に「転院してくれ」と言う。
じゃあ、はっきり言いやがれ。
「転院してください」と。
ならば、こちらも動きようがあるというものだ。



もう、今後この医師とは関わらずに済めばいいんだけどー。
でもそうはいかないのだ。
この医師とはこれからも「主治医」ではなくなっても
顔を合わさねばならないー(≡д≡)
でも、この医師の愚痴は今日をもってやめようと思うー(笑
きりがないから(笑

だから今日は言いたい事を書きなぐった(笑
お付き合い頂きありがとうございましたうっしっし



昨日父の所へ行った時、父は杏に
「明日もあさっても休みやろ??また来てくれるか?」と言った。
余程、寂しく退屈してるんだろーね。
本も読めなくなったのでテレビを見てるしかする事がないんだもん。
しかも家では殆どCSやBSを見てる人が
民放しか見られないしねー。
・・・と、言う事で今日も病院へ行って参ります(*^□^*)









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最終更新日  2007年10月05日 13時46分10秒
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