カテゴリ:思った事
2002年7月頃に書いた日記 この色のアジサイが欲しい 老いについて その頃、「老いてこそ人生」石原慎太郎著という本を買った この日記を書いた時はまだ読んで無かったので
感想は書けない 未だ老いを考えるのは早いと・・・ 書いてある あの頃は若かったんだね でも、老いから思う事は、やはり父の事だ あの頃は私の父と同居していた 人は、娘と同居で幸せだった。…という。 そうだったろうか?…父は 父か逝って21年になる 亡くなる2年ぐらい前から著しく衰えた父 先ず目、緑内障に白内障 次に腰、骨粗鬆症 ほとんど同時に悪くなった 「おい、時計の針の12時の方が見えん」…と 「えっ、なんで、目薬入れれば」…と私 若い時から腰痛持ちの父は 1~2年に一回のわりで、非常に痛い時があるらしい 今回は何時ものそれと違うらしい アンマさん頼んでも、針に行っても良くならない 「骨粗鬆症ですな。2ヶ月もすれば骨も固まり、 そしたら痛みもなくなります。」 と整形外科の先生 骨が固定する迄、痛みに耐えた父 母は早くに亡くなり、以来ずっと一人 自分の体が自分で思う様になる時は 一人暮しで、気ままに生きた父 我が家の子供が小学校入学時に同居した 頑固な父が日々温和になってゆく しかしながら、来るべき歳には勝てずに あちらこちら訴え出した。 「尻から血が出た!」 「痔じゃないの?」…と私 「今、テレビに出たこの歌手、誰だったかな~あ?」 「えっ、 どれどれ??」…… 夫婦二人ならばお互い老いて行くのだから解るだろう。 父は不安だったらしい ・・私も知らない、老いという未知を・・ ・・老いという未知・・ 未知へ向う不安から逃れる為には、 『 何よりもまず変化という事を受け入れる事なのです。 今在るものを今在るままに保とう、この姿のままでいたいと願う事が 所詮無理なのだ。という、決してあきらめではなしに。 覚悟の上の開き直りがあれば焦りも苦しみも薄らいでくるに違いない』 (老いてこそ人生より抜粋) 確かにそうだろう だが人間は、今在る健康、今在る地位、今在る財産 今在る物に執着してる 年を重ねるという事は、益々執着心が増す 年を重ねるという事は、益々肉体は衰退してゆく その衰退してゆく変化を、苦々しく訴えるか はたまた、いまいましくも現実として受け入れ 変化を楽しみ 変化を味わう そして 変化についてゆく心の強さを持ちたいものですね では、又ね にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年05月24日 16時58分17秒
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