カテゴリ:思った事
ほんの少し、あごを胸から離すだけで、 季節の移ろいに気づくことがある。 車が行き交う道の脇で先日 『チッチッ』という小さな地鳴きを聞いた。 見上げた先にいたのは、植え込みの茂りに潜ったメジロである。 枝から枝へ、鶯色の小さい影は忙しい。 いつの間にか、くちばしには枝からもいだ赤い美が一つ。 それが喉の奥へと消え、やがて小さな影も消えた。 かすかな羽音は、暦の歯車が回る音だったかもしれない。 目の薬と呼ぶにはぜいたくな、冬空からの贈り物だった 後は省略・・・ 産経抄より抜粋 あっ、そうだった 今年はまだ我が家の庭でメジロを見てない 柿の木にいつものミカンのご馳走をあげてないからか 頂き物の柚子が沢山あったので 先日柿の木に置いてみたが 食べに来た後はなかった 酸っぱい柚子じゃ~ヒヨドリも来んわ・・・と主人 そういえばヒヨドリも最近見かけないしカラスも見ないなぁ やはり甘いミカンが鳥たちのご馳走なんだろうね 去年庭木を短く剪定しすぎて 鶯色のメジロは隠れる場所が無くなった様です まさか そんな事でお出ましが無いのではなかろうが メジロが来て節分になる我が家の暦 節分までには庭の土に油粕を入れなくては 今年は未だ入れてません が 視線を移して薔薇の枝に目をやれば 赤い芽が目立ってきた チューリップの若芽がデコボコの地面で感じられる オミクロンが猛威をふるう寒空にでも 季節を刻む風が吹きぬけても ホンの少しあごを上にむけると 今まで見えなかった何かが 見えるかもしれない と 私も思う そんな心の余白だけはなくすまい って 産経抄は閉じている。 太字は産経抄から抜粋 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022年01月24日 20時47分40秒
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