初戦敗退
ブログを書けるようになるまでに一週間とても辛い一週間でした先輩たちと最後の試合となる中体連初戦敗退という結果になりました試合を四日後に控えた6/7顧問の先生からの電話嫌な予感は的中長男君足首を捻挫・・・この時から悪夢は始まっていたのかもしれません気持ちに隙があるからケガをするのだと母は怒りに近いものを感じていましたがとにかく試合までに少しでも良くなるようケアしました病院の先生には試合は可と言われていましたので少しでも痛みをとってあげたいと思っていました練習もテーピングを巻きながらムリをしない程度に進めました自宅での自主練はできず・・・下降ぎみだったバッティングを修正できずに大会に臨まなくてはいけなくなりました痛くてもなんとしても試合に出るという長男君を送り出し試合は始まりました一点先制され、同点にすることはできたのですが逆転はできず延長にエラーから流れは完全に相手に・・・終わってみれば1対6こんなにあっけなく先輩との最後の試合が終わってしまうなんて考えてもいませんでしたあふれ出す涙はなかなか止まらずいつもニコニコ笑っていた先輩たちもみんな涙を流していました先輩のお母さん方に「次、がんばってね」と言って頂いたのですが一緒に戦ってきたのに先輩たちには次がないと思うとまた悔しさがこみ上げてきて「ごめんね」しか出てきませんでした逆転のチャンスで長男君にスクイズのサイン長男君はそれを決めることができませんでしたそれが悔やまれて悔やまれて・・・帰ってから長男君を責めてしまいましたあっさり気持ちを切り替えて次に行きそうな長男君が許せなかったそんなことはないのは知っているけれどこの負けをただの負けにしてはいけないと思った最後の大会に一打席も立つことなく大会を終えた先輩がいることを忘れて欲しくなかった最後まで信じて使ってくれた先生の気持ちを考えて欲しかったこのまま終わったらまた同じことを繰り返すと思ったケガをしてもできることをしようとしなかった長男君に変わって欲しかった野球に対する態度を変えて欲しかった先輩たちとプレーしてきて経験させてもらったことを次に活かす為にも、なだめてこの負けをやり過ごすことは私にはできなかったパパちゃんには「今言うことではない」と叱られたし長男君には「母ちゃんなんか大嫌いだ!顔も見たくない」と言われましたでも、野球に対する態度が変わるなら嫌われても口をきいてもらえなくてもいいと思いました決勝まで進むと信じて取っていた休みは悶々と野球のことを考える時間となりました髪を切ってみても気持ちの整理がつくわけでもなく家の周りの草取りをしてみても考えるのは試合のこと決勝戦を観に行き、自分の中で大会を終わらせようと観に行き少し気持ちが落ち着きました春の大会の4強は1校も決勝には進めずたくさんの球児たちが悔しさを心に最後の大会を終えたことを感じました大会終了後から2年生以下は練習が始まりました先生の計らいで先輩たちは最後に3年生だけで紅白戦をしたそうです2年生以下は練習試合も始まりました今度は自分たちがこの先輩たちに近づく為にがんばる時だと張り切っているようです長男君は副キャプテンになりました今度はピッチャーもやるようです3年生は受験勉強に入った子Kボールをスタートさせた子みんながそれぞれ新しい一歩を踏み出しました3年生のある子に「もう大丈夫?元気?」と聞くと「全然大丈夫ですよ」と笑って答えてくれたその時やっと私の気持ちもすっきりしたんだと思うみんなこれで終わりではないこれが新しいスタートなんだやっとそう思えた長男君がどれだけ変われるかあと365日どれだけ努力できるかどれだけ成長できるかこの大切な経験をあの日がなかったらと言えるようにできるか長男君、やるしかないよ!!!先輩たちへただ、ただ、ありがとうございました!