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カテゴリ:ワーク・バケーション
きっかけ編
モロカイ島とハンセン病編 準備編1 準備番外編 マウイ観光局によるカラウパパの説明(外部リンク、要アドビ・アクロバット) 先週のカラウパパ行きのミーティングの内容を文書と表にまとめてEメール配布したけど、やっぱりスーパー・ボウル前は皆から反応が全然無くて(皆浮き足立っているから、ホント物事が滞るのです、この時期)、スーパーボウル終了後、ドドドッとEメールが届き始めました。 文書にすると結構まだまだ煮詰めなくてはならない点がかなりあることが明白になって、今週は皆でEメール会議になりそう。どうでもいいけど、まさかこのEメールで提議された問題点や決定したことをまとめるのも私なの? 英語で書記係を任されるなんてすごいと思うでしょう?ちゃうのよ、日本のPTAみたいに皆面倒な事はやりたくないんです。で、メンバーの中で年齢的に二番目に若い私(一番若いのはリーダーのE氏夫妻の娘さんだから皆彼女には頼まない)に向かって、「私の脳ミソは書記係をするには年食い過ぎてる」とか言い訳しながら、勝手に私に“白羽の矢”を立ててるだけなんです。確かにデジタル画像をEメールに添付することも出来ない人もメンバーにいるから、電子文書を製作して、それをEメールで配布出来るのは私しかいなかったりするので、しょうがないんですけどね。 それにしても皆の旅行日程を表にまとめたら、12人のメンバーがモロカイ島まで到着するまでの空路は飛行機会社も日にちも皆バラバラで、なんと7通りもありました。これって便が遅延したりキャンセルしたりして、予定通り到着出来ない人が出てきそう。 モロカイ島に到着したら、到着したらで、皆でカラウパパに行く前に泊まるホテルもバラバラで4ケ所。本当に大丈夫なんでしょうか? ここでカラウパパの地理・地形的なことと、行き方について説明したいと思います。 モロカイ島は東西に細長い島で、その北側は「世界で一番高い海沿いの絶壁」がそびえ立っています。そんな北側の真ん中あたりにぽこっと三角形の半島が突き出しています。三角形の底辺はその「世界で一番高い絶壁」の延長線で、その絶壁の底にある二辺が海に囲まれた比較的平たい土地がカラウパパです。海は海で岩が多く、船で航行するのが難しく、正に自然の地形を利用し、「自然の刑務所」と呼ばれた辺境の土地なのでありました。 現在カラウパパを訪れるには下記の4通りの行き方があります。 1. 船 2. セスナ機 3. ミュール(ラバ)・ライド 4. 徒歩(トレッキング) が、船で訪れるのは年に一度の貨物船を利用するか、船をチャーターするしかありません。 一般の日帰り訪問者が利用する方法は、セスナで半島の先端にある滑走路に着陸する空路利用か、ミュールか徒歩で片道約6キロ・高低差約600mの絶壁沿いトレイルを降りる(帰路は登る)陸路利用になります。 さて、私たちメンバーで、どの方法でカラウパパへ行きたいか希望を募ったところ、8人は徒歩、3人は空路、そして最後の1人はミュールでした。高低差を見るとトレッキングしたくなる癖のある私は、迷わず徒歩を選択しました。 日本だったら多数決で「じゃあグループで徒歩で行こう」ということになりかねないのだろうけど、ここはアメリカ。さすがにミュール・ライド希望の人は1人では嫌だと最終的には空路を選択したけど、空路組とトレッキング組と二手に別れることになりました。 で、先ほどカラウパパ行き前に宿泊する所は4ヶ所と書きましたが、それぞれの宿泊地に空路選択した4人がバラバラに一人ずついたりして、カラウパパ行き当日の朝は、バラバラの宿泊地から空港に向かう人とトレイルの入り口に向かう人の「足」をどう確保するかでかなり混乱しています。小型バスを貸し切ればいいじゃないと私は思うのですが、レンタカーを借りる人も何人かいて(しかもその車はカラウパパ行き当日、空港まで返しにいかないといけない)、そう簡単に解決する問題ではないのでありました。 私ときたら、他人事、他人事。私は書記係だから、そういうことは誰か率先して解決して、結果だけ教えてね、って感じ。 おまけに7泊8日分の食料を持ち込まなくてはいけないからもう大変。結局、先日のミィーティングで、夜はメンバーを二人組みに分けて、毎晩一組が持ち回りで夕飯を作ることになったけど、朝と昼は完全自己責任で全部自分で用意することになったので、自分の7日分の朝昼食と、一晩の12人分の食料を持ち込まなくてはいけません。うげーっ! 幸いな(不幸な?)ことに、カラウパパではキャンプが許されていないので、国立公園サービス局(以下NPS)の方で、宿泊する建物と寝具を提供してくれる上、キッチンもあるので、テントやら寝具やら料理器具などなど、通常のバックパック・キャンピングで必要なもののスペースが空くから、まっ、なんとかなるでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 8, 2006 05:57:54 AM
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