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カテゴリ:自然観察(野生動物)
昨日“Ke Ho'olono Nei(ケ・ホオロノ・ネイ)”という曲と、3種類↓のハワイの鳥のことを書きました。
☆ 'O'O(オオ=キモモミツスイ)絶滅種 ☆ Po'o-uli(ポオウリ=カオグロハワイミツスイ)絶滅危惧種(最後の一つがい) ☆ 'Io(イオ=Hawaiian Hawk=ハワイノスリ)絶滅危惧種 その中でも'O'Oがもうすでに1980年代に絶滅してしまったということに対して、'O'Oが「絶滅」という種の危機に面しているた時、私は一体何をしていたんだと頭をガンガン壁に打ち付けたい気持ちになりました。私たちはただ指を加えて見守ることしか出来ないのでしょうか・・・ 私に出来ることは少しでも多くの人にそのことを知ってもらいたいと、「地鳴き」するだけかもしれません。 今日はもう一種のハワイの鳥を紹介したいと思います。 オーデュポン協会の「ハワイの鳥」本の表紙を飾っている赤い鳥で、'I'iwi (イイヴィ=ベニハワイミツスイ)という鳥です。'O'Oと同様ハワイ王族などの高貴な人がまとうマントやレイに羽が使われます。星をたよりに航行したカヌー(帆船)が出航した時のチャント(祝詞)にも登場した鳥ですので、ハワイ文化での重要さがうかがえます。 鳥の世界でも位が高いという言い伝えがあって、イイヴィが蜜を吸いにくると他の鳥は遠慮して蜜がある花をイイヴィに譲ると信じられています。 そんな高貴な'I'iwiも蚊による病気の蔓延の憂き目を見ましたが、かろうじて個体数が回復して連邦政府からは絶滅危惧種の指定を受けていません。ただしハワイ州政府からは絶滅危惧種の指定を受けています。 標高1000M以上の山中に生息しているとのことなので、今回のモロカイ行きでは私は観察する機会はないかと思われます。 ここでまた例のDVDからイイヴィのハワイアン・ソングを一曲。“'I'iwi Polena (イイヴィ・ポレナ)”という曲で、mele.comというウェブでこの曲のさわりが聞けます。“'I'iwi Polena”をクリックしてみてください。 Polenaは、イイヴィが幼鳥の時は黄緑色なので、そのことを指すそうです。ハワイ語(曲)は二重の意味があると教わりましたが、この曲はイイヴィの曲である一方、女性から男性へのラブソングのようなメロディーと歌詞になっている気がします。イイヴィの色もハート色だし・・・私の勝手な想像ですが。ohana_masterさんどう思われますか? そうだ!例の隠れゲイのおじさんに歌ってあげようかなぁ・・・(*^。^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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