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夫婦円満を保つために、
子どもが寝てからつける夫のテレビ観賞に 時々つきあいます(笑) 昨日は大家族のおっかけ番組を観ました。 放映されている大家族番組の中でも、 昨日放映されていた“石田さん家”が我が夫婦のお気に入りです。 石田家長男さんの奥さまの出産が大きな柱となっていたのですが、 大家族のおかあちゃんが、お嫁さんの出産を見守る姿勢、 自分の数多いお産の経験談への質問に対し、 即答していた様子が印象に残りました。 何回産んでも、おんなじお産はなかったそうです(やっぱり!) 「予定日はあくまで予定日」と、撮影スタッフにも断言! 「お母さんの時はどうでした?」という質問には 次から次へ大勢の我が子のお産を 「あの子はこうだった、この子はこうだった」と 軽く5~6人分即答していました。 以前助産婦さんに 「子育てに悩んだら、その子の生まれ方を思い出してごらん。 そうだった、そうだった、と思えるくらい、 生き方と似ていたりするから。」 との言葉をいただいたことがあります。 例えば、予定日を10日過ぎても満月の日まで待って出てきた我が二男。 お産が始まってからも、子宮口と若干違う方向に降りようとしてきて お産がなかなか進みませんでした。 助産婦さんがちょちょっと手を入れて、まさに職人技!という感じで 方向を直すと、ぐ~っといい感じの陣痛に変わりました。 その後もう一度方向を直していただいて、 それでもゆっくり、ゆ~っくり降りてきて、 本当に痛いピークはわずか30分ほど、という 短期集中タイプでした。 この二男、シュタイナーの気質でいうと 粘液質タイプなんですが、今でもこの生まれ方と似たリズムで生きています。 これぞ末っ子!という次女。 4歳でかわいい盛り、おしゃべりも真っ盛りで おじいちゃん、おばあちゃんをも手玉にとって、 まさに天下といった感じの我がままっぷりですが・・・ この子の生まれ方は、意外に周りを気遣う生まれ方でした。 大晦日に陣痛が軽くきたところ、 姑は、お正月を終えてから生まれてほしいという希望を隠せず動揺。 そうすると陣痛はいつのまにやら引いてしまい、 三が日が過ぎてから本格的な陣痛が始まり、4日に誕生。 長女の予期せぬ自宅出産におびえた夫の “今回は立ち会いはちょっと・・・”という及び腰にもちゃんと理解を示し、 助産婦さんが「ご主人に連絡されたほうがいいんじゃないですか?」と 私に促し、夫へ電話した直後、 どーんとお産が進み、夫が到着する前につるんっと生まれてきました。 周りの家族のありのままを、すでにどーんと受け止めている器を感じます。 ゆっくりゆっくり生まれてきた子に、 「早く、早く」と急かして育てるのは 親子ともにしんどいでしょうね~。 さて、私自身は 陣痛促進剤と“かんし”を使って生まれたそうです。 ブリージングという呼吸法の先生は かんし使用の出産は、最後の最後に自分でやりきれなかった、という 思いが残る(←これは母、子ともにあるかもしれないですよね)、という見解でした。 これに囚われることはないんですが、 なんとなく府におちるところがありました。 ブリージングの先生からは 対処法として 「ちいさなことでもいいから自分だけで何かをやりきること」を提案されました。 長女(3回目)のお産はその後のことだったのですが、 思いがけず早くお産が進み、 自宅で姑にとりあげてもらうお産になりました。 その時は、お産の進み方が自分自身でとても把握が出来て、 姑に指示を出しながら、無事にお産を終えることができました。 自分でも出来た、という思いを抱くことができました。 このあたりが私の中でのお産のだいご味、なんですが、 自分の生き方のうえでの癖やちょっとした課題について気付いた後に、 お産でその癖や課題と向き合い超える体験が出来る、という体験を お産の度にしています。 お産には毎回テーマがあると感じています。 お産は、生まれてくる赤ちゃんの生き方の象徴でもあり、 同時に母をバージョンアップさせてくれるものでもあるのです。 お産は赤ちゃんの痛みを母親が請け負ってあげる 最初で最後の機会だ、と言われますが、 逆にいえば、母親にとってもお産を通して 赤ちゃんと一緒に救われている機会でもあるのでしょう。 そう考えると、人というのは生まれる時から、 (いえ、命の誕生から、ですね。) 人と関わり合いながら幸せな生に向かって生きている、ということになります。 なんか、シンプルに こういうのが愛ってものかな~、と 感じたりしています。 自分を知り、相手を知り、 そのありのままを受け止め、 そのうえで互いに呼吸を合わせながら 幸せに生きる 日常生活では難しいですけど、 そういうことを、ひとつひとつ大切にしたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.13 00:19:31
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