|
カテゴリ:書評
虚貌(上) 虚貌(下) 20年前、破れかぶれになった若者たちが起した凶行が、 20年後更なる凶行を生んでいく… 作者の雫井脩介。 『犯人に告ぐ』の映画をきっかけに知って以来 『クローズド・ノート』 『火の粉』と、少しずつ読み進めているが、 地味であっりながら濃密に進んでいくストーリー展開に 何ともいえずはまっている。 作品数の割りに、映像化された作品が多いが、 この作品も既にドラマ化されたらしい。 それと関係があるのかどうかはわからないけれど、 場面展開が激しく、叙述トリックものかと思ったけれど、 実はそうではなかったようで。 残念だったのは、最後のオチがイマイチだったこと。 そこに至るまでは一気読みになること間違いないので、 『イマイチなオチ』に興味のある方には 一読をお勧めする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 1, 2009 12:49:14 AM
コメント(0) | コメントを書く
[書評] カテゴリの最新記事
|