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August 20, 2009
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カテゴリ:たわごと
NHKのSONGS。

かつてのNHKではおよそ考えられなかった豪華アーティストが
次々に出演する不思議な音楽番組。

先日のゲストは、私が生まれて初めてアルバムを聴き、
ファンになった中森明菜だった。

20台半ばより下の方は
あまりピンと来ないかもしれないが、
全盛期の彼女の存在感はそれはそれは凄かった。
(浜崎あゆみよりも凄かったと思う)

私にとっては原点のような中森明菜。

思わずみてしまった。

ところが、一言で云えば、厳しかった。

ライフワークだかなんだか知らないが、
歌う曲は他人が歌っていた往年の名曲のカバーばかり。

常に挑戦的だった彼女は一体どこへ行ったのだろう。

何より驚いたのは、その歌声。
全然張りがなくて、50代の声に思えたが、
冷静に計算すると、彼女はまだ43歳。

34歳の私が云うのはおかしいかもしれないが、
あれだったら、うちのコーラス部の60くらいの人のほうが
声はまだ若く聞こえると思った。

どうした明菜?

なんだか寂しくなってきたが、

番組中の彼女の話を聞いて、
私はとても驚いた。

というのも、どうやら彼女は
好きでこの仕事を続けているわけではないようだからだ。

今の仕事が自分に向いているとも思えないし、
別にもう止めてもいいんだけれど、
自分を待ってくれているファンのことを思うと、
そうも云っておられず、
とにかく一人でも多くのファンに喜んでもらいたい一心で
頼まれた仕事をひたすらこなし、
そんなこんなで27年もやっていたらしい。

彼女は言っていた。
『仕事のことを考えると、全然楽しめない』

びっくりした。
これじゃ私と同じではないか。

どうやっても自分に向いているとは思えないのだけれど、
異動にならないというのは、それなりに勤まっているからか?

そんな風に経理の仕事を続けて早7年目を迎えた私。

好きで入った会社なのに、
仕事がどうしても好きになれない。
興味も持てないし、楽しいとも思えない。
当然どれだけやっても自分の仕事に自信を持てない。
周期的に訪れる頭痛と戦いつつ、
毎日毎日が我慢の連続…

あまり云いたくないが、それは正直な実感だ。

でも、彼女が過ごしてきた27年間も
本人にとって似たようなものだったとしたら…

彼女がえてきたものも多かっただろうけれど、
それ以上に、乗り越えてきた苦痛がどれほどだったか…

そう思えば、私が彼女の歌唱から感じた印象の理由も
よくわかる気がした。

何でそこまで頑張るの?

やめたっていいのに。

云うのは簡単だけど、
それをしなかったのは、彼女にとって、
ファンは家族みたいなものなのかと思った。

人は皆自分のために生きているけれど、
自分のために出来ることはたかが知れていると私は思う。

例えば、私が今天涯孤独の身の上だったら、
どれだけのことを出来るだろうか。

なんやかんや云いながら、なんとか頑張っているのは、
家族のお陰なのかなと思う。

一家を支えられるほどの稼ぎも甲斐性もないけれど、
それでも、家族といると、変なことは考えなくなる。

今後のことを考えても切ないことばかりだけれど、
それでも頑張らないといけないんだ。

中森明菜にそういわれたような気がした。





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Last updated  August 21, 2009 01:29:13 AM
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