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テーマ:今日の出来事(291765)
カテゴリ:近況
今日は物産展の応援だった。
私の所属は経理部だが、 催物がある時は、こうして応援に入ることがある。 私の割当はイタリア料理店の皿洗い。 バレンタインチョコレートの催物に 何故イタリアレストランが入る必要があったのかはわからない。 とはいえ先日妹がイタリアに行ったばかりだったし、 昨日近所の生パスタ屋で食べたバジルのパスタが やたら美味しかったこともあるし、 食べ物屋の厨房に入るのが初めてだったこともあってか、 私は始終興味深々だった。 洗い物をしながら、見るシェフの手さばきは実に見事だし、 出来上がった料理は更に見事で美味しそう! と思って表のパンフを見てみたら、 東京の御茶ノ水からわざわざやって来られた 「オステリア・ラ・ピリカ」 というお店だった。 シェフの動きは実に見事で、発する言葉も魅力的だった。 パスタを作っているかと思えば、 表に出てテイクアウトの呼び込みもする。 お弟子さんにはやけに厳しく、 私らのいる前でも構わず叱り付けていたが、 わけのわからない頑固オヤジという感じではなく、 現場の基本をきちんと教えておられるという感じだった。 何かの拍子に仰ってた 『どうでもいい物をいっぱい持っていても邪魔なだけ』 という言葉が妙に印象的だった。 今日のお客様の動きを見て、 明日以降の新しいテイクアウトメニューまで考え出して、 お弟子さんに買い物の指示まで与えていた。 蜂蜜と根菜類と、お酢とタッパー… 念の為に持って来られていたというタコも使って、 どんなお惣菜になるのだろうか??? 想像もつかないだけにワクワクする。 「そういえば入れ物が足りない」と気付いても慌てない。 百均の場所は店に入る前からチェック済みで、 しかもその中でリバーウォークのお店は 夜の10時まで開いていることも 調査済みという周到さ。 それにしても、料理って、ちょっと一手間かけて、 盛り付けをちょっと工夫するだけで、凄く美味しそうになる。 アイスクリームでも、 その上にパウダー状にしたパン粉と砂糖を炙ってまぶすだけで、 全然違う見た目になる。 どうしても気になっていたことを聞いてみた。 『イタリアの食べ物屋さんの料理はあまり美味しくないって本当ですか?』 どうやら本当のようだった。 少なくとも、日本人にとっては何料理であれ、 日本で食べる料理の方が美味しいらしい。 日本人ほど芸に細かく、 繊細な味は外国ではなかなか出てこないらしい。 シェフ自身、イタリアに滞在したときは、 食欲がなくなったという。 何故だかチラシにも載っていないここのコーナー。 美味しそうなだけに、成功を祈りたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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