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May 4, 2010
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カテゴリ:書評
ネットショッピングの世界に足を突っ込んで早2ヶ月。
少しずつ、いろんなことがわかってきた。

そんな中で読んだ本がこれ。


御社のホームページがダメな理由

様々な企業のホームページのコンサルタントを
引き受ける中から、筆者が得た現実が率直に述べられている。

その結論は実に衝撃的だ。
「インターネットは儲からない」

…なるほどねぇと思った。

インターネットは、ホームページ1つで、
全世界の人間にアピールできるメディアであることは間違いなく、
その可能性は依然計り知れない。

でも、それで『利益を上げる』となると、
簡単ではないというか、普通にやっていたら、
まず失敗する。

ホームページ作成には意外にお金も手間もかかるけれど、
それを作ったからと言って、
そこにお客様が来てくれる保障はどこにもない。
様々なアクセス対策を講じるには、
やっぱり広告費がかかるわけで、
きちんとした成果を挙げようと思えば、
やっぱり投資が必要。

実は先日も、ある商材を積極展開しようと思いつき、
思い切って広告を打とうと思ったもの、
たった2週間で商品の10倍の以上の
広告費がかかるということを知り、
広告依頼を断念したことがあった。

お店がネットで商品を販売する場合、
仕入コストが発生するし、
そこからショッピングモールの出店コストを
出すと、更に儲けは少なくなる。

その上、我々の給料、物流コスト、
事務所の光熱給水費、租税公課を考えたら、
損益分岐点は意外に高く、
そこで先に書いた
2週間で商品の10倍の以上の広告費
となれば、その商品が数百個売れなければ
元は取れないのだと、素人でも想像が付く。

そんなことを公けに理路整然と書いている本は、
正直あまり読んだことがなかった。

「誰でも儲かる」
とは言わないまでも、
やり方次第で上手くいく方法は
いくらでもあるくらいに
書かれているのが殆んどだし、
実際私もそう思っていただけに、
本書に書かれていた内容は衝撃的だった。

ショックだったのは、内容が単に衝撃的なのではなく、
恐らく本当だと思えたことだ。

例えば、「産直野菜は売れない」と書かれているが、
実際その通りになっている。

「実際に野菜を買いたい人がインターネットで
 『新鮮野菜』などというキーワードを入力して、
 商品を探し始めるだろうか?
 そもそも野菜がほしくてパソコンを立ち上げる人よりも
 圧倒的に近所のスーパーへ新鮮な野菜を買いに行く人の
 ほうが多いのは明白なのである」

なるほどねぇ…と思った。

売りたい。やりたい。という情熱は必要だけど、
実際に買う人をちゃんとイメージすることなしに、
無意識に売る側の理屈でやっている商売は、
ネットであろうがリアルであろうが、
絶対に成功はしない。

だからといって、
この本を読んで怯んでいる場合ではない。

せっかく入った新しい世界。
もっともっと足を突っ込んで、
色んな経験をしていこうと思う。





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Last updated  May 5, 2010 01:45:07 AM
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