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September 14, 2010
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カテゴリ:書評
たまにはちゃんと感想文を。


カランコロン漂泊記

「ゲゲゲの女房」が視聴率で『龍馬伝』を上回る大ヒットになって。
大変なことになっている。

「ちりとて」以来の朝ドラファンとしては、
好ましいことだけど、これはやっぱり、
向井君のおかげだなと思う。

どういうわけか、朝ドラのキャスティングは、
ヒロインには物凄い気合を入れ、注目も集めるが、
その相手方には、不思議な人ばかり出ていた。
それはそれでみんな良い味出していたし、
個人的には好きだったけれど、
朝ドラのメインターゲットである女性にとっては、
やっぱり、俳優にこそ気合を入れて欲しかったのだろう。

今までが8対2だったとしたら、
今回は4対6ぐらいのパワーだ。

これが視聴者に受けたんだろうと思う。

本書はそんな向井君演じる水木しげるのエッセー&漫画集だ。

子供の頃のこと、
戦争中のこと、
戦後のこと。

どれもとても過酷なことばかり書いてある。

彼の本を読んだのは初めてだが、
彼の語り口を読んでいると、
人の生死なんて、とてもあっけなくて。
その境は本当に紙一重なのだと思えてくる。

何をやっていても、
人は死ぬときは簡単に死んでしまう。

それでも、いまだに元気に生きている
水木氏は本人も認めているように、
相当な幸運の持ち主であったことは間違いない。

ただ、「運」だけで乗り切れるほど、
人生は甘くない。

水木氏の言葉でも感じたけれど、
もうひとつ大切なのは、
『強い意志』ではないかと。

水木氏が見るに、戦争で命を落とした人は、
言っちゃなんだが、
そもそも
「生きて帰るという意志」が
不足している人が多かったし、
多分そうだろう。

水木氏は、軍隊でどんな目に遭おうとも、
「必ず生きて帰る」という気持ちを
人一倍持っていたようだ。

また、結婚してからは、
「なんとしても貧乏神をやっつけてやる」

という強い信念があったらしい。
(これは「ゲゲゲの女房」を見ていてもよくわかる)

昔誰かが、「人生、思った通りになる」と
言っていたが、本当にそうかもしれない。

多少無理なことでも、
ずっと思い続けていたら、
結構叶ったりするものなのだ。

「貧乏神」退治。

私もぜひともやり遂げねばならない!





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Last updated  September 14, 2010 11:44:36 PM
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