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July 6, 2011
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カテゴリ:書評
伊坂 幸太郎の作品だが…


【送料無料】あるキング

***********************
弱小地方球団・仙醍キングスの
熱烈なファンである両親のもとに生まれた山田王求。

“王が求め、王に求められる”ようにと
名づけられた一人の少年は、
仙醍キングスに入団してチームを
優勝に導く運命を背負い、
野球選手になるべく育てられる。

期待以上に王求の才能が
飛び抜けていると知った両親は、
さらに異常ともいえる情熱を彼にそそぐ。

すべては「王」になるために―。
***********************

なにせ伊坂 幸太郎の作品だ。

話は上手い。

仙醍キングスという球団の弱小振りは、
発足当時の同地域の実在球団を
髣髴させるし、

テンポはいい。

ただ、どうだろう…

この作品で彼が何を描きたかったのかが
よくわからない。

天才的な実力を持ちながら、
運は必ずしも彼に味方せず、
決して幸せといえるような人生を
送れらかったように見える山田王求。

悲劇を描きたかったのか?

少なくとも単純なエンターテイメントではない。

かといって、身悶えするような
意欲作という実感もない。

ファンであれば
なおさら肩透かしを食らったような
読後感じゃないかと思う。

若いうちに
直木賞もとってしまい、
ひょっとしたら行き詰っているのかな?

ただ言えるのは、
この作品は、映画化されないだろう。

やっぱり僕は、
ゴールデンスランバーの方が好きだな。

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Last updated  July 7, 2011 01:00:59 AM
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