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September 12, 2011
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カテゴリ:書評
久々のアップはやっぱの本のお話。


東京難民

九州から東京の大学に進学し、
平凡ながらも平和な日々を送っていたはずの
主人公の生活が、あることをきっかけに
転落の一途を辿ってしまう。

「敷金・礼金・無料アパート」
「ネカフェ難民」
「日雇労働者」
「ホームレス」
「1円パチンコ」
「ウリセン」
「4畳半アパート」
「ホストクラブ」
「臓器売買」
「被験者」
「タコ部屋」
「駅前の中古雑誌売り」
「ティッシュ配り」

およそ「最底辺」と呼ばれる
キーワードを完全網羅したような転落人生…

嘘だろう?

と思うけれど、

そうかな?

とも思う。


間違いなく言えるのは、

「普通の人生」を送るのは、
全然簡単ではないという事。

ちょっと前なら、

一生懸命努力して、
真面目に頑張っていれば、

「人並み以上」のものが
手入れられたように思う。

少なくとも私の親の世代までは。

でも、

今の時代、

それでようやく「普通」になれるかどうか。

それだっていつまで続くか分からない。

大臣だってやりようによっては次の日にクビになる。

怖い時代だなぁと思うけど、

それが現実。


しかし、
救いは、主人公。

どこまでいっても
「いい人」であり続けている。

どんなに悲惨な目にあっても、
仲間を大切にするし、
安易に人を頼らない。

でも、「いい人」って、
「残念な人」なのかも。

「いい人」であり続ける限り、
「残念な人生」からは抜けられないのかも。


色んなことを考えさせられる一冊だった。





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Last updated  September 13, 2011 12:55:55 AM
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