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カテゴリ:子育て
子育てに重要な要素として、「ハードルの高さの設定」があると思います。 何をするにしてもモチベーションが大切であることは以前にも紹介しましたが、そのモチベーションを上げるのに、ハードルを適度な高さに設定してやることが重要です。 代償(これができたら○○買ってあげる)でモチベーションを上げてやる時期があっても良いとは思いますが、それだけではすぐに限界が来ますし、時期を間違えると大きなマイナスにもなると考えます。 ハードルの高さの設定は繊細なものです。 例えば自分の子が高校1年生でも、場面場面(特徴があるのでその場面はある程度限られている)では精神年齢が中学1年くらいの時があると感じたら、できるだけ早くそうした場面でもその年齢に近い言動ができるようにハードルをギリギリの高さに設定したりします。 もちろんこの時は失敗が増えますが、成功した時に精一杯褒めてやって失敗をうまく流してやることが重要だと思います。 一方、できの良い場面が続く時に、欲張ってさらに高いハードルを続けて設定しすぎると継続できずに、かえって無用の挫折感を味わうことになります。 「適度な達成感」がモチベーションを上げ、モチベーションが上がると「集中力」「想像力」が増し効率が上がる。それが結果につながり、またモチベーションが上がる。 このように良い循環になればしめたものです。 しかし、ハードルの高さの設定には最初にも述べたように、子どもをよく観察し(過干渉になるのとは別です)、親の欲を捨てた微妙な調整が必要だと思います。 これが難しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.13 09:42:28
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