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2009.05.05
カテゴリ：心～想い～
 以前このﾌﾞﾛｸﾞにも書きましたが､さつまいもの貯蔵庫です 私もまるさんも…みんな子供の頃に一度は入れられました 父に叱られて､この芋がまに入れられたのです 今なら幼児虐待と騒がれるでしょうか… 上から蓋をされ､真っ暗になります 私も怖くて泣きました そして怒られた事は二度としませんでした ちびちゃん達も一年ほど前に､一度入れた事があります 今回私は… まるさんだけ芋がまに入れました 子供達は自分たちが入れられると思っていたから､ﾋﾞｯｸﾘして… 同時に私に対して ｢なんでお母さんを地下に入れたの！｣ と半分怒った顔で… 私は言いました 『反省しないのなら何度入れても同じこと 何でお母さんが入れられたか考えてなさい』 と… ｢あやまればいいんでしょ！｣と思う気持ち ｢怒られてもその時だけだから｣ …子供達のそんな心を読み取っていたので 直接二人を､何度も分かるまで怒るのではなく 『自分達のしたことで人を傷つける､悲しませる』 事を知って欲しかっのです 以前私が【雷】を落とした時､二人にこう言いました 【何度も同じ事を注意しても聞かない時は､お母さんを叱るよ】 大好きなお母さんが､真っ暗で怖い地下に！！ 『何でお母さんが入れられたのか､わかる？』 二人は無言で… 怪我もたいした事にならずすんだのですが これが他人の子なら､まるさんは土下座して謝りに行くでしょう ﾏｯﾁの火遊びも､木造の古い我が家では 一度火事になれば大変な事になります 半寝たきりのばば様は､自力で脱出できないでしょう 子供達に自分達の行動がどうなるか 身をもって感じて欲しかったのです 今回､私は一度も子供達を叩いたりしていません 体の痛みより心の痛みを感じて欲しかったからです ｢自分達のせいでお母さんに辛い思いをさせてしまった…｣ お姉ちゃんは泣きながら｢ごめんなさい｣と言いました 弟くんは… 私が『腹が立つ？お母さんに酷いことして』と聞くと ｢腹が立つ～！！｣と言いました でもそれは私に向けられた言葉でもあり 自分に向けられた言葉でもあります 私はそれがわかっていました 『じゃあ私を殴ってお母さんを助ける？それでお母さん喜ぶ？』 しばらく ｢うぅ～！あぁ～～っ！！｣と小さな声で 自分と格闘していました 私は弟くんを抱きしめて 『腹が立つのは､自分の中にいる鬼くんにだよ！ 我慢できない鬼くん すぐ喧嘩してしまう鬼くん 酷いことして人を傷つける鬼くん… 本当はすごく優しくて 人の事を考えてあげられる心を持ってるんだよ 腹が立つのは､その鬼くんを退治できない自分になんだよ！』 そう言うと 自分の中の葛藤が､子供ながらにわかったみたいで まるさんを地下から上げた時 弟くんは自分から ｢僕､地下に入るからふたしめて…反省する…｣ と 叱っても､自分からこんな風に言った事は一度もなく 今回は､だいぶん自分のした事の重大さに気づいたようです お母さんが入れられた時と同じにして… 後はまるさんと弟くんだけにして 本宅の方へ戻って､仕事再開した私でした 叱り方が良いのか悪いのか…わかりませんが 少なくとも 『何故叱ったのか』 その心はわかってくれたみたいです 夕飯後に､いつも注意していた事を 自分から進んでしていたちびちゃん達の姿が見えました 叱った私の心も痛いんだよ… お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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