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カテゴリ:尊敬する父
点滴する母の横で爆睡していた私。。。 「あら?!ふたり??(笑)」 看護婦さんの声で目が覚め「お借りしました・・・^^;」と すると看護婦さん 「○○さんって、お父さんが入院しておられましたよね」 『!? 2年も経つのに・・・父を覚えてるんですか?』 「ええ~!良く覚えてますよ! お母さんと畑仕事がんばっておられるんですね」 ・・・ 父はこの病院の最上階5階に入院していました 【ホスピス・緩和ケア病棟】 医師が完治が難しいと判断した患者さんの 治療ではなく、痛みの緩和、精神的ケアを目的とした病棟 最低限の処置で、副作用の強い抗癌剤などは使用しません 機械をたくさん設置して延命治療・・・もしません なるべく患者さんが自然に時間を過ごせるように ナースセンターの横は、おしゃれなラウンジのよう・・・ 大型冷蔵庫も個人の名前記入だけで使用は自由 ラウンジのキッチンで コーヒーを入れたり、誰かとおしゃべりしたり・・・ 自由に使えるグランドピアノ~静かな音楽 食べ物の制限や、時間の制限はありません お見舞いも何時でもOK! そんな病棟の個室には、キッチンもお風呂もついてます 家族たくさん来られた時用に、畳の別室も借りられます わずかに残された時間を大切に。。。 患者さんの意志を尊重して、、、それが基本の病棟 この病棟に入院するということは 完治して退院することは無いということ 患者さんの意志で選択します。一般病棟か、緩和ケア病棟か・・・ 私は父が最後に過ごしたこの場所に、何度も訪れました 夜は母と交代で泊まり、畑仕事の合間はほとんどここにいました 朝でも昼でも・・・ 家のこと、畑仕事のこと、これからのこと 父と話した事、聞いた事は全部ノートに書きました 3冊のノートに・・・ 父は人と話すことが大好きでした 「娘が農業するって言うでな~ いろいろ教えんといけんだがな~^^」 って嬉しそうに、よく話されてましたよって看護婦さんが・・・ 一日に何度も行き来する私を、看護婦さんは覚えていたらしい そして、看護婦さんの話しを聞いていた母が 「この娘がおってくれたけ~なんとかやっとりますに」 と・・・ その言葉を聞いて・・・私は、少し救われました(T T) 昨日は結局、母は一日ゆっくりお休みに☆体調は^^♪(良かった~) 今日、さつまいも苗の一つの大仕事が一段落したので これからは、私もぼちぼちと^^ 少しゆっくり時間をとりながら行きたいと思います …とは言っても、次の仕事が待っている(>_<)☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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