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2009.08.22
カテゴリ：無二の親友
 それは…一人の友人の事 （かなり長くなるのでお忙しい方は飛ばしてください） 高校時代の同級生で、１５年以上交流が途絶えていた友人がいます ２年前に突然電話があり 会ってない間に、入院を１０回以上うち３回は危篤になったらしい 軽い病気から始まり、医療ミスで悪化し何度も手術し 回復、悪化を繰り返し・・・その上、車両全損の交通事故を起こし 大怪我をして、現在もムチウチが残り通院中… 今はどうにか元気になったから どうしても私に連絡取りたくて探したらしい 連絡が途絶えてから 私は、引っ越しをしているし携帯も変えていたので 私の連絡先を訪ねて回ったと… そこまで言ってもらえて、すごく嬉しかった でも・・・ 久しぶりに会った彼女に、なんとなく違和感を感じ… それは、私の事を何度も 「タムは一番の親友だ！」と言うこと 離れていても、時間がたっていても 何年たっても親友だと思っていると・・・ 再会してから、二人で何度か食事に行ったのですが 自分の知り合いに会うたび 「大親友のタムです♪」と人に紹介する 昔の話をするたびに「タムならわかるよね！」と言う 確かに親しく付き合った期間は二年くらいあるけれど お互い腹をわって話しをするほどの仲かと言われると… それも社会人一年生になった頃で ハッキリ言って学生の頃は専攻の科が違っていたので ほとんど知らない だけれど彼女は 「学生時代から、何でも知ってる私の大親友！」 のような話し方をする （１５年間何があったかも、まったく知らなかったのに？！） 私は戸惑いながら・・・ それでもある程度は話しを合わせていたけれど 時間がたつほど違和感が大きくなる 連絡はいつも突然で、、、何かあった時 「車のキー閉じ込めちゃって、家まで歩いてるところ」 「子供のバレーの大会があって○○までいくの 今日、車がなくって、暇ならドライブがてら会わない？」 配達途中に迎えにいったり 家まで送っていったりした時もあった・・・ そして、そんな風に接してるのは私一人じゃない 彼女は言う・・・ 「みんなが私を助けてくれるの！」「愛されてるみたい！」 「何度も死にかけて死ねないのは、わたしの宿命なのよ」 彼女も不思議な人で、人のオーラが見えると言う 人の未来や背景も感じとってしまうと言う 神様の言葉を聴いたとも 自分の寿命は長くないことを、知っているとも そして、私のオーラは金色に輝いていると 私には、それが何を意味するのかわからないので 聞いても？？なのだけれど、彼女は「すごくいいのよ♪」と このブログにも何度も登場する【親友】も 不思議な力を持っている だから、そんな話しを聞いても、驚きも否定もしないけれど 一番大きな違い、違和感は・・・ 彼女の言葉、態度、行動から「感謝の思い」が感じられないこと それは、自分の家族に対し 周りのお世話になっている人に対し 言葉はあるけれど、心が感じられない そして・・・彼女にとって「親友」って定義は何？ 私は 一度も親友と言ったことはない、私から連絡したこともない 今の私のことを詳しく語ってもない・・・聞いてこない （聞かなくてもわかるわよ！という感じ） でも・・・違う 彼女は、自分を認めてくれる相手が欲しいのかな・・・ そう感じていたころ、久しぶりに電話が鳴った 「今度、仕事始めようと思って、、でも悩んでる タムが『いい！』と言ってくれたらやりたいと思う 一度話しを聞いてくれない？電話じゃ無理だから 今度の日曜日に２時間ほど時間ない？」 『ごめん！今、すごく忙しい時期で時間取れない・・・』 （忙しいピークの５月頃にかかってきた） 「じゃ～いつならいい？」 『６月に入ったら、イチゴが終わるから何とかなるかも・・』 そして・・・６月の中頃 「時間とってくれる？」 『ごめん、今、まだ忙しくて難しい・・・』 「６月ならいいって言ったから待ってたのよ～！」 簡単に話しを聞くと、どうやら下着販売の仕事らしい はっきり言って 試着して意見を言って欲しいといわれても まったくその気もないし、、、、 彼女の性格上、私が「いい！」「やめたら？」と 意見したことで決めるとは思えないので 「販売目的」なのだろうと、やんわり断るつもりで 『私がいい！って言って始めたら、責任重大じゃないの～』 『試着したって、興味ないからムリムリ！！ もっといいモニター見つけて（笑）』 と冗談まじりに断ると 「タムの意見が聞きたいの！【タム！親友でしょ！！】 タムの言うことは間違いないから！ 今度の月曜の昼からどう？一時間でいいから！ あっ！電話かわるね！！」 ・・・・ 『 ・・・かわるって？』返事する間もなく 電話にでてきたのは、下着販売してる店のオーナーらしく 簡単に説明をはじめて・・・口コミ販売だな～。。。 と、ここで、久しく会っていない私の知人だと分かり 少し世間話をして電話をかわると、最後に彼女が・・・ 「じゃあ！月曜２時～なら、いつでもいいから待ってるよ！！」 と一方的に話して電話を切った 配達の用意してる忙しい時間に一時間も・・・ しかも、私は一度も行くと言ってないんだけど そして当日用事が入り、一応断りの電話を入れると 「じゃあ、都合のいい日に合わせるから、いつがいい？ オーナーも会えるの楽しみにしてるのよ！！」 ・・・これはダメだと思い、はっきり彼女に言いました 『ごめん、私は行かないから 仕事を決めるのは自分自身、私が決めることじゃない』 「タムの後押しがあったら心強いの！ 感じたことをはっきり言ってくれたらいいから 試着の感想だけでもいいから協力して！！」 『買う気も販売員になる気も、まったくないから 逆に行かない方がいいから、やめとく』 「買わなくていいから、どんなものか知ってほしいの 試着だけでいいのよ！すごく良いものなのよ！ 私を助けると思って時間作って！」 『ごめん、興味ないから試着したいと思わないし・・・ それと口コミ販売にも苦い思い出があるから たとえそれがすばらしい商品であったとしても 販売員になることは絶対ないから』 「・・・わかった！じゃっまたね！！」 ・・・それから連絡ありません 中途半端に同情するよりも 生きている「今」の現実があるのですから・・・ 彼女の体の状態、いつ爆発するか分からない病気をかかえ 明日かも・・・そんな心境は察するにあまりありますが だからなおさらのこと、現実を感じて欲しいと思うのです 彼女の話しには、悲しいけれど「感謝の心」が感じられない 私の心に言葉が響かないのです 私も偉そうに人のことを言えませんが・・・ 【親友】とは呼べない・・・やっぱり「友人」です 彼女の連呼する「タムは大親友だから」の言葉に 違和感を感じつつも、ありのままの彼女と付き合いたい とは思いますが・・・今は連絡する気になれません 私は冷たい人間でしょうか？ 私の【親友】はヘンなヤツだけど 忙しい時によく電話してくるけど・・・ 「今、忙しい」と言うと「わかった！」とすぐ切る 相手のことを思いやる心、感謝する心を大切にする 自分のこともよくしゃべるけど、私の話しも聞いてくれる 心を許せる、本音が言い合える相手 何よりも・・・「本当の私」を知っている それは自分と価値観や性格が違うとわかった上で 私という一人の人間を、認めてくれている 私にとっての彼女も同じ おかしいと思うことは、ハッキリ指摘するし 時には意見がぶつかる時もある「気づき」を与え合える関係 そしてそれはありがたい存在だと思える 一番に彼女といたら、心地よく安心していられる 嘘も駆け引きもしない、ありのままだから・・・ お互いにそう認め合える、ハッキリ言える【親友】 あなたにとって【親友】とはどんな存在ですか？ お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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