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カテゴリ:子供の頃の思い出
『高校2年の夏』
アクアマリンさんのブログを拝見して・・・ いろんなことを思い出しました
高2の夏・・・好奇心旺盛で多感な時期 ちょうど私もそんな感じでしたね
なんとなく付き合いはじめた一つ年下のはじめての彼氏・・・ その彼、Mくんは、、、不良少年でした 私はその時、真面目な・・・自称、優等生(笑)でした 彼に「付き合って!」と言われてもピンとこなくて・・・ 私のどこがいいの???と首をかしげながら、共通の友人と遊んでいる間に「彼女」になってた
その時の彼は・・・ タバコ、飲酒、万引きは当たり前! 喧嘩して警察のご厄介になるわ、学校は不登校状態だわ、半分家出状態だわ(--; でも、なんとなく放っておけなくて・・・ 彼は、母ひとり子ひとりの2人家族で、きっと寂しかったのだと思います
「タバコもお酒も止めないと、ちゃんと付き合えないよ!」 そう言うと・・・彼はホントに止めました
そして、自転車で一時間以上かけて。。。何度も私に会いに来ていたのです 当時、携帯もない時代ですから、玄関先のクロ電話で一時間も話してたり。。。 「長電話するな!!」と怒られるまで、たわいもない話しをして
でも、彼と一緒にいるうちに『ミイラ取りがミイラに』・・・
だんだんと知らないうちに、Mくんのペースに巻き込まれていました 彼の友達は、、、やっぱり不良少年が多くて 根っからの悪じゃないけど。。。好奇心の塊で多感な時期なんですよね 私も同じ・・・
真夜中に家を抜け出して、海や公園で花火をして大声でしゃべったり・・・ 尾崎豊さんの歌じゃないですが 鍵の開いている窓から、学校に忍び込んで屋上に上ったり 黒板に落書きしたり・・・
訳わからず楽しくて、新鮮で、今まで感じたことのないドキドキに 常識や自分のまわりの事なんて見えなくなっていた
私は、タバコもお酒も万引きもしなかったですが、、、 お恥ずかしい話しですが、この頃はそれを見ても「ダメ!」と言えなくなっていた自分がいました
Mくんの存在は家族は知っていましたが、そんな状態だとは思わず・・・ 私はちゃんと真面目に学校には通っていたので 夜中に家を抜け出して遊びに行ってたことも知りませんでした
ワカゲノイタリ・・・
でも、ある時気が付いたのです! 「このままじゃダメだ!」って
それは、Mくんが万引きした可愛いお菓子の箱を 「プレゼントだよ♪」と私の前に出した時でした
『そんなのいらない!!返してきて!!』そう言うと 「なんだよ!せっかく〇のために盗ってきたのに!」
!!!!!
私は。。。この時、見て見ぬふりで黙認していることは同罪だ!!と気付き 私といることで、Mくんの行動がエスカレートしていることにショックを受けました
『私は、なんてバカなことをしてるんだろう!!!』
それから、、、Mくんとは距離をおきました Mくんは「ダメなところは直すから!一緒にいてくれ!!」と・・・
それからしばらくして、Mくんはホントに変わりました 結局、高校を退学してしまったのですが 一年遅れて別の高校を受けなおし、無事合格! ルーム長の役をうけ、真面目に学校に通うようになりました
彼の家にも遊びに行くようになり、お母さんとも仲良くなりました 部屋におやつを持って来てくれたり、ご飯を一緒に食べたり・・・ お母さんは 「あなたのおかげで、この子は真面目になった・・・ 誰の言うことも聞かず、手がつけられなかったのに ありがとう!!これからも仲良くしてやってね!!」 泣きながら、私の手をにぎりしめ・・・ とても苦労されていたんだと思うと、私も泣けてきて・・・
私は 子供だったんですよね・・・・ この頃の私は、有頂天になっていてホントのことなんて全然みえてなかった
自分の愚かさに涙することになるなんて・・・
(・・・書ききれなくなってしまいました(--; つづく・・・たぶん?!)
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