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カテゴリ:家族
小春日和の穏やかな日に・・・ ばば様と最後のお別れをしました
その二日前
病院のベットで 母と私と妹とちびちゃん達と 家族そろって、ばば様の最期を看取りました
夕方から血圧が低下しはじめ 脈もだんだん弱くなり呼吸も浅くなって・・・
ばば様は みんなを待っていてくれたかのように 家族がそろって20分後
旅立っていきました
その時 『 ばば様はやっぱりすごい!! 』 って思いました
最期の時
隣の看護師詰め所のモニターから 【 ピッ・・・ピッ・・・ピッ・・・ 】 と聞こえていた心臓の音が 、、、とうとう途切れました
詰め所から来た看護師さんから 『 ご臨終です 』 と告げられると
それまでずっと ばば様に呼びかけていた 家族みんなの声が一段と大きくなり
チビちゃん達は 『 おばあちゃん!おばあちゃん! 』 と
私は 『 おばあちゃん!ありがとう!! 』 『 よう、がんばったね!!』 と
妹は 『 ばあちゃんの孫に生まれてきて良かったよ!!』 『 世界一のばあちゃんだよ!!』 と
そして母は 『 おばあちゃん!!おばあちゃ・・・ 』 その先は・・・ もう涙で言葉になりませんでした
すると!!驚くことに!! ばば様はみんなの声に答えるかのように 大きく一息したのです!!
隣のモニターから 【・・・ピッ・・・・・ピッ・・・・・・・】 2、3回音が鳴り また途切れ・・・
呼びかけると、また大きく一息し それを3回ほど繰り返し
たぶん時間的に1、2分だったのでしょうが 5分ぐらいに感じられました
最後の最後まで・・・ ばば様の意思が伝わってくるようでした
ばば様らしい最期でした
しばらくして ばば様の旅立ちを受けとめた私たちは 静かに手をあわせ見送りました
旅支度してくださった看護師さんが 『 すごくきれいな顔しておられますね 』 と
それはそれは・・・ 安らかで穏やかな表情でした
遠方からも駆けつけてくださった おじさんおばさん達を気遣うように
通夜と葬儀の二日だけ穏やかな天気で 葬儀の翌日は大荒れでした まるで ばば様が見守ってくれてるかのようでした
家の中は・・・初七日もすませ 今は少し落ち着きました
ばば様は・・・ 6年前に空の住人になった父、そしてじじ様が 暖かく出迎えてくれてると思います
尊敬する愛すべき、ばば様 ホントに見事な人生でした!!
幼少に両親を亡くし、一人慣れない土地に嫁に来て 8人の子供を抱え、苦労しながら戦前戦後を乗り越え 101歳で天寿をまっとうしたばば様
あなたが苦難の道を切り開かなければ 今の私はいなかった
この家族の元に生まれてきたこと そして ばば様に深く感謝します
おばあちゃん!!ありがとう!!
じじ様と父によろしくね!!
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