|
カテゴリ:ヨタ話
書いてるのは既に金曜だけど気にしないでクダサイ、謎のPCメンテ員です。
てーか、今月は週末ごとに大移動があったりで、なかなか疲れが抜けない有様。寄る年波には勝てないのかなーげほげほ、なんて思ったりもする秋の夜長。 てなことはほっておいて、 今日(22日)は、演劇をやっている友人の公演があったので、加古川に行ってきました。 演目は「ガラスの家族」(著者:キャサリン・パターソン)。 幼い頃から里親を転々とする少女ギリーが、新しい里親・トロッター家にやってきます。同家に里子に来ているいじめられっ子のウィリアム・アーネスト、盲いた隣人のランドルフ氏たちと暮らしていく中でギリーの中の何かが変わっていく・・・というお話。 実は自分はこの「ガラスの家族」は初見でして原作の本も読んだことが無いのですが、非常に良い話でした。 ネタバレ?すると、(原作はどうか知りませんが)必ずしもハッピーエンドではない終わり方。 この先がハッピーエンドになるかどうかはギリー次第。でも彼女ならハッピーエンドにできるだろう、そういった予感を持たせる終わり方でした。 もっとネタバレすると、ラスト付近でギリーの母親が登場します。ギリーは母親と暮らせるものと思っていたけど、母親はギリーと暮らす気は毛頭無い。親(ギリーの祖母)が『「帰って来いと言ったから」仕方なしに』様子を見に来ただけ。 役回り的には「育児放棄した親」=「憎まれ役」なんでしょうけど、実は彼女(ギリーの母親)と親(ギリーの祖父母)との間にも語られない確執があったのではないでしょうか。たぶん、トロッター家と出会わなかった『もう一人のギリー』が、このギリーの母親なのではないかと思ったり。 えー、演劇に関して自分は門外漢なので目の肥えた方から見るとどうなのかわかりませんが、主演の皆さんの演技に感情移入度かなり大。特にギリーの心情描写には、実体験とかぶるところが結構あったので感情移入度高めでした。 1幕目ラスト、お金を盗んで長距離バスに飛び乗るシーン、 『カリフォルニア・サンフランシスコ、子供1枚、お母さんの居るところ!!』 の絶叫は最高でした。 今まで演劇なるものを見る機会って無かったので、新鮮で面白かったです。 【劇団ここからホームページ】 楽天ブックス:ガラスの家族 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.10.27 02:09:58
コメント(0) | コメントを書く
[ヨタ話] カテゴリの最新記事
|
|