夢と技術がぎゅっと詰まったみんぽすSONYモノフェローズセミナー　その２

2008.11.22

夢と技術がぎゅっと詰まったみんぽすSONYモノフェローズセミナー　その２

小さな頃の夢は大工さん。職人気質に憧れてました。萌え属性、いやさ燃え属性は「職人技」。謎のＰＣメンテ員です。

このレビューはWillVii株式会社運営の国内最大級家電・PC・携帯・ゲームレビュー・クチコミサイト「みんぽす」から、「モノフェローズ」として．．．

商品を無償でお借りして、レビューを掲載しています！

ブロガーへの報酬、指示は一切ないので、完全に中立なレビューです！

「モノフェローズ」サービスに興味のある方はこちら。

前回の続きです。

再び会議室に戻ってきた我々の席にはこの新型TypeTが！！

新型TypeＴを実際に使ってカタログに表せられない凄さを体感してもらおうということで、こちらを貸し出していただけることになりました。

　　　　　　　　　　　 ∧∧ ∩
　　　　　　　　　　　( ゜∀゜)/ 　　　イヤッッホォォォオオォオウ！
　　　　　　　　　　⊂　　ﾉ
　　　　　　　　　　　(つﾉ
　　　　　　　　　　　 (ノ

脈々と受け継がれるウォークマンのＤＮＡ

花山薫の喧嘩を目撃する。それは不良たちにとって最高の栄誉（ステイタス）っ！！

DVD 3．グラップラー刃牙（バキ）

もとい。

ウォークマンの名を冠する製品開発に携わる。それはSONY技術者たちにとって最高の栄誉（ステイタス）っ！！

そんな言葉が浮かんでくるほど、「ウォークマン」は憧れであり誇りなのだそうです。

そんなスズマサさんが提案する新VAIOのコンセプトはズバリ、Bluerayウォークマン。
いつでもどこでもBluerayが楽しめるウォークマンを作るのに必要な技術を集めていったら
WINDOWS PCになっちゃった、みたいな。

そのため、随所にウォークマンで培った技術が採用されているとのこと。

Bluerayウォークマン＝Bluerayを気軽に外に持ち出す。
Bluerayの高画質再生に耐え得るフルHD対応の液晶パネルとHDMI出力。
AllAboutの記事によればフルHDとは解像度が1920ｘ1080ってだけではなく、色再現性などの映像処理技術も重要なポイントとのこと。なので当然このTypeＴも解像度だけでなく画質にもこだわった液晶パネルを使用しているそうです。

ウォークマンといえば高音質。ウォークマン用のノイズキャンセルヘッドホンを採用。ただし、机上での使い勝手を考慮してケーブル長を伸ばしているとのこと。

「Walkman」のロゴこそ使えませんが・・・

個人的に目を見張ったのがバッテリ制御。ウォークマンならBlueray1本丸まる見られるだけのバッテリが必要だよね、ということで、周囲の明るさに応じて画面の輝度を自動調節してバッテリの長時間駆動を実現しています。しかも、輝度は滑らかにゆっくりと変化するので輝度変化に違和感を感じません。

周囲が明るいときはこんな感じなのですが（隣は昨年のモデル）
　　　↓

暗くなるとこのとおり！！

これには心底驚嘆しました。スゲェ！！

そして、実際にＮＣヘッドホンや、HDMI出力経由で大画面ＴＶに投影してみたりと実機体感。
ＮＣヘッドホンは初体験でしたが、なーんか水の中に潜った様な感じですね。

ターゲットはハイソな女性？でも男性が持っててもカッコイイ

今でこそ各社直販モデル等でカラフルなバリエーションが選べるようになりましたね。わたしゃノートＰＣはＰanas●nic派なんですが、認めざるを得まい。デザイン性ってことではやはりVAIOは抜きん出ていますね。

そんな今回のVAIO　TypeTはエレガントな女性（擬似篠原●子）を意識したデザインのようです。かといって、女性向け女性向けしたデザインと言うわけでなく、男性が持っていてもカッコイイ。

今回お借りすることができたVAIOは、オーナーメイドモデルをベースにしたもの。なので、各人カラーバリエーションが違うのですが、女性参加者に貸し出されたモデルのデザインのエレガントなこと。

フレグラントフラワー

ノーブルテキスタイル

ゴールドも派手ではない、優雅なデザイン。SONYスタッフさんさすがだなぁと思いました。

他のカラーバリエーションとしては

ツノがついて３倍速、シャア専用（マテ　バーガンディーレッド

百式、もしくはアカツキ（違　な、無地のグレースゴールド。

あと写真撮り忘れましたが、黒い三連星もとい、プレミアムブラック。

＃今回のVAIOのデザイナーさんにもしかしてガンダマーな方いらっしゃいませんか？

夢がぎっしり、技術もぎっしり

そして、開発普段は見ることのできない開発途中のモックや、特別に解体した中身を見せていただきました。

どちらがホンモノかわかりますか？片方は実際のパーツを取り付けたモックです。

右が初期モック、左に順を追って製品へ・・・

天板の塗りにもこだわりがあります。下のが試作版、上が製品版。微妙に色が違うのがわかるでしょうか？

そして、新型VAIO Ｔの解剖図！！

その中の人（心臓部）はわずかこれだけ。２枚のマザーボードとＳＳＤ。マザーボードはこの２枚重なった状態で収まってますから、その小ささがお分かりいただけると思います。
＃SSDはRAIDで最大256GBのモデルもあるとのこと。

そのほか、

回らないアンテナ＆ＡＣアダプタ周り、ドッキングコネクタカバーを収納するくぼみ

などなど、言われなければ見落としてしまうような随所に設計陣の職人気質が見て取れます。

「ウォークマン」はソニーの重要なブランドであるとともに、「小さい」「ぎゅっと詰め込んだもの」を象徴するものだとスズマサさん。

ウォークマンで音楽を外に持ち出し音楽の楽しみ方が増えたのと同様に、Bluerayを外に持ち出す、そのために必要な条件を揃えていったらＰＣだった。それなら持ってて楽しいものにしたい。そんな想いが伝わってきました。

日本には古来、万物に神が宿ると信じられていました。それはモノづくりにかける職人たちの熱き魂への敬意の表れだったのかもしれませんね。

【関連リンク】
●前回エントリ：みんぽすSONYモノフェローズセミナー　その１
●みんぽすトラックバックセンター：SONY：VAIO type Tセミナー（VGN-TTシリーズ）
●VAIO　TypeT（VGN-TT）製品情報