|
テーマ:光ファイバー導入中(385)
カテゴリ:みんぽすレビュー
みんぽすのセミナーでは開発秘話が聞けるのが楽しみだったりします。謎のPCメンテ員です。
先のエントリーではフレッツ光ネクストの技術を利用したサービス「フレッツテレビ」のお話でしたが、今回のセミナーテーマは「フレッツ光 ネクストおよび次世代通信網に関するセミナー」。 フレッツテレビはその一部に過ぎないのですよ!
すごい技術で守りますすごい科学で守ります! サブタイトルの元ネタは↑参照(笑 先のエントリでは端折った”我々一般人からみえる、電話などNTTの「サービス」は氷山の一角”の部分から。 通信ケーブルは重要なライフライン。災害などからライフラインを守るため、その設備の保守・運用は重要です。 局舎から出た通信ケーブル(電話線)は、「とう道(洞道)」と呼ばれる地下30mに掘られた通信ケーブル専用トンネルを通り、更に人が入れないほどの細い「管路」を通って電柱に引き上げられ、各家庭まで繋がっています。その距離、とう道は全国で1000km、管路は約67万km。人の入れない管路には圧縮空気を流して圧力を監視することで保安につとめているとのこと。管路に異常があれば圧縮空気の圧力に変化があるので異常個所がすぐに特定できるとのことですが、67万kmの経路を常に監視ってどんだけ! #ちなみに「とう道」は降りていくだけで20分かかるそうです。地下30mのとう道に明かりを点けると、それこそ「エエヴァンゲリオン、発進!」見たいな感じで遥か彼方まで一斉に電気が点いていくそうで、その光景は圧巻の一言とか。一度見てみたいですね~ そして、ライフラインだから途切れることがあってはいけない。なので専用トンネル、掘りました。専用の橋、架けました。マイクロ波による無線送受信装置、あります。自家発電設備も・・・全部自前(爆 これがそのケーブル。右が光ケーブル、左がメタルケーブル、いわゆる昔の「電話線」です。 メタルケーブルを携帯電話と比較。 並べて上から断面を撮ってみました メタルケーブルをマクロ撮影。1本の線の細さがわかりますか?この線の1本がNTTとあなたのお家まで伸びています。 阪神淡路大震災では局舎の倒壊こそなかったものの、電柱の倒壊であちこちの電話線が寸断されましたが、その復旧日数は14日。 この細い1本1本、間違いなく繋ぎ直すことの凄さ、わかりますか? 自分だったらこのケーブル1本繋ぎ直すだけで14日かかりそうですが(汗、この太いケーブルが何十本も束になって、更に寸断されてる箇所が何百何千・・・気が遠くなりそうです(汗 実は、本エントリを書くにあたってメモ書きの内容を確認するためにググってみたところ、このエントリで割愛した、プレゼンで紹介された内容ってNTT東西のHPにも載ってました。それも自分のメモ書きよりも詳しく(汗
でもね。ただHP上やパンフ・書籍の文章を読むのと、実際に中の人の話を聞くのとでは迫力が違うんですよね。 こういった設備と技術で我々の日常の通信ライフが守られているのですね。 こんなところにもNTTそして防災だけに留まらない。NTTのサービスを支える「研究開発」。 今回の目玉であるフレッツテレビに使われている技術「WDM」をはじめ、さまざまな技術を開発し、各グループに技術を提供しているとのこと。 たとえば、 なんかこういった話は夢がありますね。大好きです。 そういえば子供の頃毎週日曜日に見ていた「ミームいろいろ夢の旅」もNTTの提供だったなぁなんて今更ながら思い出したりしました(笑 #そういえば当時、科学万博つくば'85へ行ったのも「ミームいろいろ~」の影響が少なからずあった訳で、各パビリオンで展示されていた最先端科学技術?を目の当たりにしてwktkしたものでした(笑 つづく 【関連】 ・過去ログ:フレッツテレビとはなんぞや?-NTT西日本・みんぽすモノフェローズセミナー関西 ・NTT西日本 フレッツテレビ ・他の参加者のレビューはこちら→みんぽすトラックバックセンター:NTT西日本:フレッツ・テレビセミナー
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.06.21 22:50:03
コメント(0) | コメントを書く
[みんぽすレビュー] カテゴリの最新記事
|
|