レビュー：サンフェイス　SF-G11YL

2009.07.04

謎のＰＣメンテ員です。

所用にて梅田に出たついでに止せばいいのに祖父地図に立ち寄ったのが運の尽き、

ご　ら　ん　の　有　様　だ　よ

またしても散財。金額的に高が知れているとは言え、ねぇ。

その中から今回はこの真ん中の黄色いマウスをレビューしたいと思います。

ソフマップのマウスコーナーにバルク特価で無造作にカゴに山盛りされていたのがこのマウス。ただの3ボタンマウスに興味が無い自分としては、最近作ってない革張りマウスの素材にいいんじゃないかなーと購入した次第。

どうせ怪しさ爆発なノーブランド・バルクものだろうと思ってみたところ、きちんとメーカー・型番シールが張ってある。

ググッて見たところメーカーは有限会社サン・フェイス（ＨＰ）。ＰＣパーツショップでノーブランド品だと思っていたケーブルやネジなどを扱っている代理店のようでした。へー。

カラーバリエーションは結構豊富のようでしたがその中から今回は毒々しい警戒色、黒と黄色のツートンカラーをチョイスしてみました。

外観形状

外観はなーんかどっかで見た感じ。てゆーか先日購入したサンワサプライのMA-BTH15Rとクリソツ。

並べてみました。どうみてもクリソツです、本当に（ｒｙ

MA-BTH15R似ということですなわちロジクールMX-620似のデザインながら全長は短め。MA-BTH15Rが一部エッジを効かせたシャープなデザインなのに対し、こちらは全体的に丸みを感じさせるデザイン。そのせいか、見た感じMA-BTH15Rよりも小さく見えます。手の収まりも良いので手の小さい人にも握りやすいのではないかと思われ。

ボタン数はスタンダードな5ボタン。見た目６つありますがホイール手前のボタンは解像度切り替え用。これもMA-BTH15Rと同じ。ここまで共通点が多いと、ＯＥＭ元は同じところなのかなーとか思ってしまいますがどーなんでしょ。

操作性とか

サンフェイスＨＰの仕様によれば

【仕様】
■インターフェイス：ＵＳＢ　　
■分解度：500dpi
（○ボタンを押すと1000dpiに！）
■ケーブルの長さ：約1.5ｍ
■本体サイズ：幅約60×奥行約95×高さ約35mm

ってーことでマウスの殆どが800dpi以上となってる現在で500dpiってのはなんとも心もとないと思いますが、実際に使ってみると1280x1024でも意外と不便も感じず。いかんかったら1000dpiモードで十分実用範囲と思われ。

ホイールは回転時のクリック感少なめで音は静か。なんとなく初代インテリマウスエクスプローラのような感じです。他のボタンは解像度切り替えボタンを除いてすべてマイクロスイッチ。なのでクリック感は確かなのですがカチカチと音が五月蝿く感じるかもしれません。

ただ・・・個人的にマイナスなのがこの4Th／5thボタン。

位置はいいんですけどねー。ロジクール／ＭＳなど他の左側２ボタンとキーの割り当てが逆になってるんですよ。

少なくとも自分が今まで使ったマウスでは大抵手前側が「IEの戻る」、指先側が「IEの進む」に割り当てられているのに、これは逆。

うーん。

とまぁ、性能的にも形状的にもなかなかコストパフォーマンス良さ気なのですが、いかんせん

塗装がチープすぎ（爆

一応上面部分はラバー塗装されてるのでさわり心地は良いのですが（長期に使っていると塗装がアレゲになる可能性ありますが）、

店に並んでる時点で塗装が剥げてるってどうよ？

＃つか、爪で擦っただけで塗装が剥げてしまうのもどうかと思うのですが。

中身がそこそこ良いだけに、これはちょっと惜しいですなー

おかげで心置きなく塗装を剥いで革張りマウスの実験台にできる訳なんですが（笑

【総評】
メーカー：サンフェイス（製品情報）
デザイン：★★★★☆　形状は良いんだけど、ねぇ。塗装がチープなのが欠点
コストパフォーマンス：★★★★★
総評：安くて５ボタンほしい人にはお勧め。あと自分で塗装できる人