S51cとEX-H10を比較してみる（レビュー：CASIO　EXILIM　EX-H10　その５）

2009.09.08

S51cとEX-H10を比較してみる（レビュー：CASIO　EXILIM　EX-H10　その５）

謎のＰＣメンテ員です。

みんぽすからお借りしたカシオのEXILIM EX-H10。先日の御堂筋ぶらり旅で、ニコンCOOLPIX S51Cと撮り比べをしてみたので、以前の撮影したものも含めて比較してみたいと思います。

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いわゆるフツーの人がフツーに使うところを想定して、以下のような条件で使ってみました。

　　・説明書は読まない
　　・予備知識を、なるべく仕入れない
　　・敢えて、細かい設定を行わない

メーカーさんからすると噴飯ものかもしれませんが（汗

このレビューは「みんぽす」の無償商品貸出しを利用して書かれています。（詳細は末尾で）

広角24mmワイドレンズの威力を比較してみる

以前、LUMIX FX-37のレビューでも触れましたが、24mmという画角は狭い場所では非常に便利なんですよね。ではその他ではどーなんだろ、ってことで同じ場所から撮ったもので比べてみました。

COOLPIX S51ｃ広角端38mm	CASIO　EX-H10 広角端24mm

見てのとおり、かなり広範囲まで画面の中に収まるのがわかると思います。
一方で、広角になればなるほど画面周囲のゆがみが目立ってきます。
1枚目のビルなんか、ピサの斜塔みたく斜めに写り込んでるでしょう？

あと、広角レンズの特徴として遠近感が誇張されやすいので、皆で集合写真を撮る時なんかはなるべくカメラに寄らないと、人が豆粒のように小さく写ってしまうこともあるので注意が必要かも。

画質、というか色合いを比べてみる

COOLPIX S51ｃ	EX-H10

上段、市役所をCOOLPIX S51ｃと同じ画角で撮ったもの。
中段、御堂筋沿いに設置されている銅像をほぼ同じ構図で。（若干ズーム倍率異なります）
下段、ホワイトバランスの比較にラーメン（笑

こうして並べてみると、各社の色に対する方向性、みたいなものが見えてきたような気がします。

市役所の写真の青空や木の緑、銅像の写真の胴体やバックの緑を見比べると違いがはっきりとわかると思います。

ニコンはなるべく周りの色を拾って色に深みを増す方向、一方カシオは記憶色、印象に残りやすい鮮やかさを強調する傾向があるんじゃないかなーと。

最後のラーメンは・・・前のレビュー『ホワイトバランスの秀逸さに驚く』で触れたとおり。

雰囲気・色の深みに重点を置くニコンと、印象に近い色を再現するカシオ、うむむ、これは完全に使う人によって好みが分かれちゃいますね（＾＾；

このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が無償で提供しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。（本情報開示と事実誤認時の修正を除く）レビュー商品無償貸し出しサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。
（WillViii株式会社みんぽす運営事務局）