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テーマ:ワイン大好き!(30814)
カテゴリ:ワインの勉強
◆酒石酸はブドウだけが持つ固有の有機酸
◆酒石酸抜きのワインはとても酸っぱい ◆戦時中、酒石酸は兵器に必要であり、ワイン製造は税優遇されていた ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 酒石酸というとワインには必須の有機酸ですが、ブドウに含まれる有機酸としてはリンゴ酸もあります。 ワインの味に関わる酒石酸ですが、戦時中は魚雷や潜水艦の位置特定のための「水中聴音器」に必要だったそうです。戦時下にも関わらず、嗜好品であるワインの製造が推奨されていました。知らない人からみたら、まずいワインをなぜ作り続けるのか不思議でならなかったでしょう。 国税庁ホームページより ブドウには、ごく微量ですが酒石酸(しゅせきさん)が含まれています。ブドウからワインを醸造すると、ワイン中に沈殿する滓にも、貯蔵する酒ダルの周壁にも、白い小さな結晶体が生じます。この滓や周壁の酒石酸が粗酒石(そしゅせき)です。(省略)酒石酸がどうして、レーダーの役割を果たすのかは下記記事が詳しいです。私にはよくわかりません。(高校物理の知識ではいっぱいいっぱい。ドップラー効果なのは分かりますが) ワインと潜水艦 酒石酸抜きのワインの味に関してはこちらの文献より、酢酸菌が繁殖しやすくなり酸敗してお酢のようになってしまうようです。 引用:戦争めし 4巻 作:魚乃目三太 *作中には「サドヤ」という名前は出てきません。実話を元にしたフィクションです。 (ノンフィクションだと思って、いろいろ調べてました(笑)) サドヤは現在でも営業されており、ワイナリーのツアーもあるようです。 https://www.sadoya.co.jp/winery.html#tour 山梨に旅行にいったら、見学してみたいですね~ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 戦争めし 4【電子書籍】[ 魚乃目三太 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.19 22:06:34
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