カテゴリ:観劇&コンサート
プッチーニ作の超有名な悲劇である。 NYはあいにくの大雨、しかし、会場は土曜日の夜ということもあり満席だった。 私は、オペラは前回の「フィガロの結婚」に続いて2回目という初心者である。 専門的な理屈云々は全く述べられないが、今回も十分に楽しんだ。 METの舞台装置は本当に素晴らしく、細かい部分までリアルで質感も驚嘆すべきものがある。 3幕とも、完璧なうっとりする舞台装置だった。 特に3幕目の城の上の処刑場は、本当に石作りであるかのような重厚感があり、薄闇からだんだんと夜が明けていくさまを描いたライティングも見事なものだった。 有名なアリアである、トスカの「歌に生き、恋に生き」、カヴァラドッシの「星は光ぬ」とも心にしみわたる素晴らしさで満場の拍手喝采であった。 METのオーケストラの演奏もやはり全く隙がなくさすがだ。 トスカは2回のたっぷりな休憩を入れて3時間くらいなので、オペラとしては長くない方だろう。 登場人物も多くなく、話も複雑でないので初心者向きといえるかも。 しかし、トスカもカヴァラドッシもオペラ歌手の御多分に漏れずやはり太めだった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.04.24 11:51:19
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