カテゴリ:アメリカ生活つれづれ
土曜日の夜、知り合いの奥さんから電話があり、坊やが怪我をしてしまったと慌てた様子。
ちょうど、ご主人が日本に帰っていて不在で、どうしたらわからないとのことだった。 心配して行ってみると坊やは物にぶつけて目の上を切っていたが、血は止まっており、本人は元気だった。 傷の深さもよくわからないし、ばい菌が入ったらいけないので、うちの旦那が運転して、車で病院のERに連れて行くことにした。 緊急外来の入り口から入っていくと、受付があり、名前を記入して待つように言われた。 20分くらいすると呼び出しがあり、旦那が通訳として付いていったが、問診表と保険の情報の記入をさせられ、医者による簡単な診察があったらしい。 それから、また本診察まで40~50分待っただろうか。 旦那はまた通訳として付いていき、私は待合室で待っていた。 待合室にあるTVでは、NASCARのレース中継をして円形のサーキットを絶え間なくレーシングカーが回り続けている。 待合室にいる人々は、まちくたびれているためか、皆疲れた様子で、誰が患者で誰が付き添いなのかもわからない感じだ。 ただ、ここは、救急車で運ばれる人の入り口とは違っているので、あのドラマの「ER」のような緊迫感は全くない。 1時間以上経ってもご一行は出てこない。 NASCARのレースのRAPはいつのまにかどんどんカウントアップされていく。 レースの単調さが、より、待ち時間を長く感じさせる気がした。 それに、入り口から吹き込む風が冷たく、だんだん凍えてきた。 結局、1時間半くらいたって、ようやくご一行は出てきた。 坊やの傷は思ったより深くて、縫ったとのことだった。 傷が痛々しくてかわいそう。 拘束帯をして、手術したとのこと。 目の上なので、形成外科の医者を呼び出していたので、余計に待たされたそうだ。 なにはともあれ、ERに行ったのは正しい行動だったということで安心した。 きっと、飛び上がるような高額の医療費なんだろうけど、大半は保険でカバーできるだろう。 自分はERのご厄介になりたくないもんだ... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.29 04:06:18
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