カテゴリ:観劇&コンサート
土曜日の昼の公演でMETの「La Bohème」を見に行った。
前回の「蝶々夫人」とプッチーニ続きだ。 しかも、両方とも、ヒロインが最後に死んでしまうという点で悲しいお話。 まあ、自殺と病死という違いはあるが。 オケの指揮者は、あの3大テナーの一人、大御所プラシド・ドミンゴだった。 だからか、彼が指揮壇に登場するや、演奏が始まる前から、「ブラボー」の拍手喝采の嵐。 ヒロインのミミはMETデビューのAngela Marambioで、病弱のヒロインに似つかわしくない、オペラ歌手らしき立派な巨体であった。 しかし、その巨体から発せられる声は美しく太く、時がたつにつれ病弱に見えてくるから、やはり演技の見事さゆえだろう。 ミミの声の迫力に、ロドルフォ役のRolando Villazónも圧倒されている印象があった。 体型的にもRolando VillazónはAngela Marambioの半分くらいだったし..。 とはいえ、Rolando Villazónの死んでいく恋人への悲しく激しい愛情に満ちた演技には胸を打たれた。 もうすぐ、しばらく日本に帰るのでオペラも3月までおあずけ。 あ~「魔笛」見たかったなぁ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.11.21 05:45:27
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