カテゴリ:日本でのつれづれ
母は二時間サスペンスが大好きだ。
私は日本に住んでいた頃は殆ど見なかったが、一時帰国すると、好きな日本のテレビ放送が見放題という解放感から、二時間サスペンスを母と一緒に見てしまう。 毎週、いろんな局で”○○シリーズ”というパターンで、出てる役者も同じような顔ぶれだ。 うたた寝の得意な母は、まず、一人目が殺された場面の後でうたた寝を開始する。 たまに、ふっと起きる時に、 「ストーリー理解してるの?」と聞くと、 「わかってるって!」と言ってまた意識不明になる。 最後の、崖っぷちなんかで犯人が自白している場面になると、なぜか目を覚まし、それでも、時々カクカクしながら、終わると完全に目を覚ます。 最近、この癖が私にも感染しつつある。 話の進みがチンタラしていて、先が読めると、意識を失ってしまうのだ。 今日の少年隊(!?)の東が主演の森村誠一シリーズもつまらなくて、私はPCに向かいながら、母はカクカクしながら見た。 だったら見なけりゃええやん!と正に思う。 二時間サスペンスは一種日本的な平和の象徴かもしれない。 見たらつまんないけど、見ないと落ち着かないみたいな...。 母曰く「最近のサスペンスはつまらなくて寝てしまうのよ。」 百年前から寝てまんがな.. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.02.11 01:40:28
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